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九州新人戦は国見と大津が決勝進出!!

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 第36回九州高校U-17サッカー大会(九州新人大会、沖縄)は15日、準々決勝と準決勝を行い、国見高(長崎2)と大津高(熊本1)が16日の決勝へ進出した。決勝で国見が勝てば8年ぶり12回目、大津が勝てば26年ぶり2回目の優勝となる。

 準々決勝、国見と地元・沖縄第1代表の那覇西高との一戦は、前半9分に那覇西がMF津嘉山海のゴールで先制。だが国見は18分にCB菅田真啓が同点ゴールを決めると、後半にFW平島祐貴の2発とFW酒井信磨のゴールで突き放して4-1で逆転勝ちした。昨年の全国高校総体王者の東福岡高(福岡1)対日章学園高(宮崎2)戦は前半15分にMF當瀬司のヘディングシュートで日章学園が先制。東福岡は34分に交代出場のMF田尻京太郎が同点ゴールを決めるが、日章学園は後半17分に交代出場のMF岩切拳心が勝ち越しゴールを奪う。それでも東福岡は19分にゴール前の関節FKからDF小田逸稀が同点ゴール。さらに22分、MF中村健人のスルーパスからFW餅山大輝が決勝点を奪って3-2で競り勝った。

 昨年優勝の鹿児島実高(鹿児島)はFW玉城敦也の決勝ゴール。また3試合連続無失点で大分西高(大分2)に1-0で勝った。昨年準優勝の長崎総合科学大附(長崎1)と大津との一戦は前半、MF吉武莉央の2ゴールで大津が2点を先取したが、長崎総科大附も後半15分にFW中島成斗のゴールで1点を返す。それでも大津は17分に吉武のアシストから日本高校選抜候補FW一美和成がゴールを奪って3-1で勝った。

 国見と東福岡との準決勝は前半35分、クロスバーを直撃したMF橋本和征の左足ミドルの跳ね返りをCB山田英二に頭で押し込んで東福岡が先制する。だが、国見は試合終了3分前の後半32分、MF内藤総也の左ロングスローのクリアボールを拾ったMF彦坂亮太が右足ミドルをゴール右隅へ突き刺して同点に追いついた。1-1でPK戦にもつれ込んだ試合は国見GK紫垣亮が相手の2人目と4人目のシュートをストップ。4-2で国見が決勝進出を決めた。

 また準決勝もう1試合の鹿児島実対大津戦は後半3分、鹿児島実がオウンゴールで先制。だが、大津は12分に吉武が2戦連発となる同点ゴールを奪う。そして後半アディショナルタイム、大津はMF秋永蓮斗のアシストからMF河田健太郎が決勝ヘッドを決めて2-1で競り勝った。

 16日は国見対大津の決勝と東福岡対鹿児島実の3位決定戦が行われる。

【準々決勝】
東福岡高 3-2 日章学園高
国見高 4-1 那覇西高
鹿児島実高 1-0 大分西高
大津高 3-1 長崎総合科学大附高

【準決勝】
東福岡高 1-1(PK2-4)国見高
鹿児島実高 1-2 大津高

[写真]東福岡vs国見。後半32分、国見はMF彦坂が同点ゴール

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