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周囲活かす動きに長けるF東京U-18FW大熊「個人でも獲れるようにやっていかないといけない」

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 今季、11年以来となる高円宮杯プレミアリーグ復帰を果たしたFC東京U-18。そのチームの最前線に構えるCFがFW大熊健太(3年)だ。U-20日本代表やF東京、大宮トップチームの指揮を執った経歴を持つ大熊清氏を父に持つFWは、下級生時からチームの主軸を務めてきた。アイディアあるポストプレーなど周囲を活かす動きに長けたFWは今年、得点へのこだわりを口にしている。自身もゴールを決めて快勝した第2節の流通経済大柏高戦後に今季への意気込みを語った。

―4-0で初勝利
「ボクの点でなくても何でも勝ちたかったのでそれができて良かったです」

―先制点をクロスでアシストした。あれはファーサイドの佐藤(亮)を狙って蹴った?
「練習でクロスの形を何回もやっていたので、だいたいこのくらいに上がればいいかなという感じであまり中も見ずに上げました。練習通りで良かったです。今シーズン、クロスの入り方とか結構やっていて、この結果が出たので良かったです」

―得点にもこだわりがある
「それが一番の仕事だと思っているので、個人でも獲れるようにやっていかないといけない」

―周りを活かすのが上手い印象だが
「それは去年ずっとやっていて周りは凄く活かせていたんですけど、個人で獲るというのができていなかったので、そこをできるようにやっていきたい。練習から点獲るとか、シュートとか意識してやっています。ちょっとずつ出てきていると思うんですけど、試合ではまだ活かせていないと思います。動き出しで勝たないとまずダメだと思う」

―きょうはいい動き出しからゴールも
「あれはクロスが良かった。練習でもクロスでGKとの間狙っています」

―今シーズンの目標を
「ここからずっと勝ち続けて(プレミアリーグEAST)首位で、チャンピオンシップに出られるように頑張っていきたい」

―今年は勝負の年でもある
「このリーグはプリンスより凄く見られているというのがあるので、ここで活躍できれば今後プロだったり、いい大学から声かかってくると思う。まずはこのリーグで結果を残せるように頑張りたい。このままプロ上がれることが第一志望ですけれど、できなければ大学でサッカーを続けます」

(取材・文 吉田太郎)
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