[8.18 UAチャレンジカップ予選リーグ第3節 湘南高 4-3 徳島商高 J-GREEN堺]

「アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SUMMER」は大会2日目の18日、大阪府堺市のJ-GREEN堺で予選リーグの最終節と順位決定リーグの第1節を行った。栄養講習会やサッカークリニックを通してサッカーを学びながら成長を目指す「アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SUMMER」。その大会では、今月15日に発売されたばかりのストライプ柄のニューカラー(WHT/STL/ATB)であるアンダーアーマー製スパイク「クラッチフィット」のテスト履きも実施されている。冬の全国大会出場39回を誇る徳島商高の選手たちがニューカラーの「クラッチフィット」を体感。FW鎌田冬弥は初めて実戦で着用した「クラッチフィット」でハットトリックを達成する大活躍を見せた。結果をもたらした「クラッチフィット」の感想と、全国大会予選への意気込みを聞いた。

●徳島商
―3点取られて鎌田クンが取り返した試合だったが
「最初DFも崩れていて3点行かれた場面もあったんですけど、徳商の追い返しは良かったと思います。(自分自身も)裏にも抜けられて、最後決め切れたことは良かった。(課題は)今までもそうなんですけど、競っている試合で負けることが多い。過去の徳商の強さもあるじゃないですか。競る試合で負けないような強さ、競り勝てる、走り勝てる強さを発揮していきたい」

―個人として結果を出した
「持ち味のスピードのある仕掛けだったり、決定力を出せた試合だったと思います」

―新しいスパイクで3得点
「気持ちいいですね。試合とか芝生で履いたのは初めて。馴染みが早くて、吸い付くような感じでドリブルとかシュート、パスもできた。ボク、ちょっと足の幅が広くて最初ちょっときついかなと思ったんですけど、アップとか短い時間で馴染んできて足を上手く圧迫してくれる感じになった。あと疲労がたまりにくいポイントだと聞いていたけれど、走りやすくて疲れもなかったです。ずっと軽い感じでした」

―普段スパイクを選ぶポイントは?
「フィット感を大事にしています。フィット感や馴染みのあるスパイクや自分の足に合っているような形のスパイクが少ないので、これ(「クラッチフィット」)は今後履こうと思っています」

―どのような部分を引き出してくれた?
「ドリブルとか、シュート打ったりするときでも軸足がハマってくれたりするので、正確なボールキックだったりドリブルの質は高くできたと思います」

―このレベルの選手たちはスパイクにも、わずかな差をつくり出すことを求めるんじゃないかと思うが
「そうですね。こういうスパイクを履いた方がやりやすいと思う。実際にきょう履いてホンマに履きやすくて、次履きたいと思わせてもらったのでいいと思います」

―全国大会予選へ向けて
「全国常連の徳商のサッカーを見せたいと思います。走り負けない、競り負けない、カウンターの速いサッカーを見せたい」

(取材・文　吉田太郎)

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