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[プレミアリーグWEST]「自分に負けない」で戦った東福岡がアウェーで京都U-18撃破!2位浮上!

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[6.26 高円宮杯プレミアリーグWEST第6節 京都U-18 0-1 東福岡高 京都サンガF.C.東城陽G]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWESTは25日と26日に第6節を行った。京都サンガF.C.U-18(京都)がホーム・京都サンガF.C. 東城陽グラウンドに東福岡高(福岡)を迎え撃った一戦はMF高江麗央の決勝ゴールによって1-0で東福岡が勝利。東福岡は2位に浮上した。

 東福岡は前半25分、右サイドへ展開すると、ゴール前への折り返しにFW佐藤凌我が反応。GKと競ったこぼれ球を高江が右足で押し込んでリードを奪った。相手がポゼッションをする中でリードを奪った東福岡は、1対1の守備の強さなどを随所で発揮。京都のMF田中康介主将が「(昨年度高校2冠の東福岡は)ボールのないところでの1対1の駆け引きもありましたが、Jリーグのユースチームとは違った粘り強さがあって、さすが日本一だと思いました」というように、個々が粘り強さを発揮してリードを守っていく。

 東福岡の森重潤也監督は「インターハイの県予選は70分の試合が多く、連戦の疲労もある中で(今回は)90分の試合を戦わなければならないということで、『自分に負けないように』と選手たちを送り出しました」と説明する。後半、気温30度を超える暑さの中で京都は敵陣でプレーする時間を増やしたが、東福岡は「自分に負けない」でハードワークし続けていた。

 後半はシュートまで持ち込むことのできなかった東福岡だが、それでも最後までハードワークと身体を張った守備を貫徹。「選手たちは練習で取り組んだことにトライし、攻守両面でポジティブなシーンが多かったです。チャンスをつくること、フィニッシュに持ち込む前の精度が課題です」(森岡隆三監督)という京都に1点を許さずに1-0で勝利した。

 東福岡のDF児玉慎太郎主将は「プレミアリーグは高校サッカーよりもハイレベルですし、簡単に相手に抜かれるシーンもあったので、守備面で集中してプレーしました。九州大会の決勝で敗れ(対長崎総合科学大附高、0-2)、ここで連敗したらチームとして良い流れに乗れないと、モチベーションを高く保つことができました」。悪い流れを止め、そして大目標としている優勝へ向けても大きな1勝。首位・C大阪U-18と勝ち点2の東福岡は次節、ホームで4位・広島ユースとの上位対決に臨む。

[写真]GK前島中心に守った東福岡がアウェーで勝ち点3獲得


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