1対1で最強の“一人”を決める「KING of 1v1」高校生大会の関東予選が10日に神奈川県横浜市中区のYC&ACで行われた。これで九州、関西、東北と4会場で行われた予選がすべて終了した。

　まず9月19日に行った九州予選を勝ち抜いたのは、筑陽学園高の谷光大河(3年)と純真高の堀川功太郎(2年、写真左上)。谷光はフィジカルに優れ、堀川は守備力が光る選手だ。

　9月22日の関西予選は、ともにディアブロッサ高田FC U-18でプレーする岡田悠利(2年=奈良北高)と中村翔也(2年=二階堂高、写真右上)が勝ち上がった。岡田は決勝ゴールデンゴール、中村はワイルドカードで勝ち上がるなど、勝負強さを見える2人だ。

　9月25日の東北予選では、実力拮抗の中で明成高の相沢省太(2年)と仙台二高の永沼伸(3年、写真左下)が全国行きのチケットを手にした。相沢はフットサル仕込みのテクニカルな選手、永沼は文武両道のインテリジェンス溢れる選手だ。

　そして10月10日の関東予選は、ともに駒澤大高1年の三田拓希と高田亮太が勝ち上がった。三田は小柄ながら頭を使ったプレーが出来る選手、高田は簡単には倒れない体の強さがある。

　いずれも精鋭が勝ち上がった「KING of 1v1」。果たして高校生No.1の称号は誰に輝くのか。決勝大会は来年1月9日、全国高校選手権の決勝の同日、同じ埼玉スタジアムで開催される。

(取材・文　児玉幸洋)