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[MOM2238]筑陽学園高FW重広滉太(1年)_「裏抜けることが仕事」の俊足FWが2発!

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前半25分、右中間を抜け出した筑陽学園高FW重広滉太が先制ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.7 球蹴男児U-16リーグ第16節 情報科学高 0-6 筑陽学園高 鹿屋体育大ラグビー場]

 得意の裏抜け、ゴールで試合の流れを変えた。0-0の前半25分、筑陽学園高FW重広滉太(1年)は相手DFラインがクリアしきれず、後逸したボールに鋭く反応。完全に抜け出すと、右足シュートをゴールへ叩き込んだ。

 主将のFW寺岡聖斗(1年)も「走りが悪かったけれど修正することができた。重広の得点は大きかったと思います」と振り返っていたが、それまでのチームの悪い流れを払拭する一撃。このゴールが起爆剤となった。重広は前半終了間際にも裏抜けから4点目のゴール。「僕は裏抜けることが仕事だと思っている。常に狙っていた」というFWはその快足を活かし、2ゴールで快勝に貢献した。

「ヒガシを倒したい」と打倒・東福岡高を掲げて筑陽学園高へ進学。中学時代にすでに50m走を6秒2で走っていたという快足アタッカーはそのスピードで存在感を発揮している。目標は横浜FMのFW齋藤学のように、ドリブル、一瞬のスピードで勝負できるFW。「点決めれば勝てるので点決められるFWになりたい。まだスピードだけなんですけれど、ドリブルとか混ぜて齋藤学とかのようになっていきたい」と意気込んだ。

 その重広は「2017 球蹴男児U-16」最終節でチームを全国へ導くゴールを決めることを誓った。「みんな、『点決めてくれみたい』に言ってもらっているので点決めたい」。勝てばU16全国交流大会出場が自力で決まるだけに、強敵・日章学園高から必ずゴールを奪う。

(取材・文 吉田太郎)
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