第96回全国高校サッカー選手権の優秀選手中心に構成された日本高校選抜は3月29日から4月2日まで第56回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場し、5年ぶり2回目の優勝を果たした。

　MF井上怜(市立船橋高新3年)は参加18人のうちで唯一の下級生。だが、主に先発としてプレーし、得意のドリブルで欧州のDFを翻弄するシーンも幾度かあった。そして準決勝と決勝ではいずれもゴールをアシスト。結果を残したMFが新シーズンへの意気込みなどについて語った。

以下、井上コメント

●MF井上怜
―自分にとってどのような大会だった?
「足りない部分とか分かったし、改善できるようにしたいです」

―できたことが多かったり、チームの期待に応える部分が多かったからこその先発起用だったと思うが。
「でも、もっと突き詰めていかないといけないので、もっと突き詰めていけるようにしていきたいです」

―どう繋げていきたい?
「この経験を糧に市船で活躍したいです」

―優勝メンバーとも言われる中での1年。
「プロになれるように、プロ目指してひたむきにやっていきたいです。(そのために必要なことは)シュートとか、ドリブルとか、守備力とかです」

―改めて外国人選手相手のプレーについては?
「(当たりが)強いくらいです。あとは日本人の選手と変わらないです。自分としては、影響はなかった」

―優勝の瞬間は?
「チームみんなの力なので普通に嬉しかったです」

―先輩たちとともに活動した。
「気を遣って精神的に疲れましたけれど(苦笑)、楽しかったです」

(取材・文　吉田太郎)

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