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[球蹴男児U-16リーグ]新規参入の佐賀商は初黒星。MF山下「3年後に繋がるような試合を」

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佐賀商高MF山下健人は追撃ゴールを決めた

[5.4 球蹴男児U-16リーグD2第2節 長崎南山高 5-3 佐賀商高 大津多目的]

 今年から「球蹴男児U-16リーグ」に加わった佐賀商高はDivision2開幕戦の鵬翔高戦を3-2で制し、初勝利。連勝を狙った長崎南山高戦は3点を奪ったものの、相手のスピードあるプレッシングと攻撃に苦しみ、中盤と最終ラインの間のスペースを活用されるなど5点を奪われて3-5で敗れた

 序盤に2点を先取された佐賀商は相手の隙を見逃さながったMF俣野拓也が2試合連続ゴール。ボールへの執着心とスピードを見せていたFW柴木佑大や、スピードあるドリブルとミドル弾などを武器とするMF山下健人らが中心になって反撃を続ける。

 1-4とされた2分後の後半22分には俣野のクロスボールから右SB福永快斗がスライディングシュートでゴール。後半36分に再び失点したが、直後に「意識していたのは常にゴールを狙うことと相手の裏へのパス」という山下がスルーパスで抜け出し、また2点差とする。

 諦めずに食らいついたが、初黒星。山下は球蹴男児U-16リーグの今後の戦いへ向けて「勝ちにこだわりつつも内容を濃く、3年後に繋がるような試合をしたい」と意気込む。そして、「今年の代は小柄な選手が多い。(松尾智博)監督にも言われていますが、3年間でいかに食事含めて身体をつくっていけるか。まだ全然チーム力がついていないからチーム一丸で全国を目指せたらいい」。全員で身体づくりのところから強化を進めて、その努力を将来に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)
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