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[MOM2603]桐光学園MF新井光(1年)_「アシスト王」が優勝懸けた一戦で2アシスト

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桐光学園高のMF新井光は大一番で2アシスト

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.1 Rookie League B group第7節 佐野日大高 1-2 桐光学園高 時之栖うさぎ島G]

 Rookie League B groupのアシスト王が優勝を懸けた大一番でも2アシストを記録した。桐光学園高のMF新井光(1年)はドリブル、スルーパス、そして味方をフリーにする動きを得意とする小柄なアタッカー。この日は後半にMF前川壮太の先制ゴールをアシストすると、さらに縦突破からFW西川雄太の決勝点も演出した。

 チームは2-1で競り勝ってB group優勝決定。久保昌成コーチも「中盤でしっかり受けて起点になったり、サイドを崩したりしていた」とマン・オブ・ザ・マッチに推薦する活躍だった。

 本人はAチームでプレーすることを強く意識している。プリンスリーグ関東の登録メンバー入りしている期待のMFだが、前節はベンチ外。この日も同じ1年生のMF奈良坂巧やGK桃井玲がトップチームに帯同している中、1年生チームでのプレーとなった。

 悔しさを持っているが、「プリンスリーグや公式戦に出ることを意識することでサッカーだけを考えて一生懸命取り組めるようになった」という。また、Rookie Leagueを経て余裕を持ってプレーすることができるようになっている。

 今は地道に練習からアピールを続けて、Aチームでのチャンスを掴むこと。U-16全国交流大会出場を懸けたプレーオフはその大きなチャンスだ。「ビビらずに積極的にやっていきたい。アシストだけでなく、得点にもこだわっていきたい」と意気込む新井は、結果を残し続けて、「中学時代から知っていた」という湘南にいる同姓同名のアタッカーを超える選手、さらに上に行く選手になることを目指す。

(取材・文 吉田太郎)
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