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[Rookie League]韮崎7発!暁星破り、最終節で初白星

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韮崎高のMF村松壮は前半に2得点をマーク

[9.1 Rookie League B group第7節 韮崎高 7-0 暁星高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪校の1年生たちが90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2018 Rookie League」は1日、最終節を行った。ともに初勝利を懸けたB Groupの韮崎高(山梨)対暁星高(東京)戦は7-0で韮崎が快勝。韮崎は7位、暁星は8位で全日程を終えている。

 韮崎の前線でターゲットとなったFW石原和磨は初勝利について、「まだ自分たちは1勝もしていなくて、勝ちたいという気持ちを全面に出せたのが良かった」と振り返った。ここまで惜敗や勝ち切れない試合が続いていたが、この日は勝ちたいという気持ちが暁星を凌駕。開始1分にMF渡邊快斗のアシストからMF小泉拓也が決めて勢いに乗った。

 韮崎はMF村松壮が2点を加えると、前半アディショナルタイムにも石原のラストパスで抜け出したDF田代稜真が左足でゴール。4-0で前半を折り返す。対する暁星はDFリーダーのCB島田剛也やCB石川巧、1ボランチのMF村松悠史が中心となって相手の攻撃を食い止めると、推進力ある動きが特長のFW木村尚貴やしなやかな動きを見せるMF今井叶太らがボールを前進させる。

 だが、韮崎はその攻撃をシャットアウト。セカンドボールをMF小山璃空やMF長田陸が拾って相手をゴールに近づけない。そして、アグレッシブに繰り返し仕掛ける村松や石原が起点となってサイド、中央から攻撃を繰り出す。試合終盤にはMF萩原聖武、渡邊、MF高橋颯杜が加点して7-0で初白星を収めた。

 石原は「自分たちの県には山梨学院という全国制覇したチームがいる。まずは今年、全国を目指して自分も選手権にかかわっていけるようにしたい。そして2年後、自分たちの代として全員で一丸となって山梨を制していきたい」と誓った。

(取材・文 吉田太郎)
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