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富士市立は復帰戦のFW進藤が静学相手に2ゴール!

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富士市立高FW進藤克樹は復帰戦で2ゴール

[8.24 プリンスリーグ東海第11節 静岡学園高 4-3 富士市立高 清水総合]

 富士市立高はこの日が公式戦復帰戦だったFW進藤克樹(3年)が2得点を叩き出した。後半12分に投入された進藤は35分、38分に連続ゴール。ゴール前でポジショニング良くボールを受け、フィニッシャーとしての力を示した。

 サイドでの1対1に自信を持つ進藤は静岡県高校選抜候補の実力者だが、6月の同選考会で第4中足骨を骨折。離脱を強いられた。だが、2週間前に復帰すると、この日は久々の公式戦だったにもかかわらず、静岡学園相手に2ゴール。試合は惜敗に終わったが、今後への弾みをつけた。

「復帰戦で2点取れると思わなかったんですけれども、結構自信になりました。復帰してからなかなか自分が思うようにできなかったんですけれども、やっていく中で少しずつ感覚が戻ってきて、この静学戦でどれだけやれるか確認したかったんですけれども、結構良い感じでプレーできたので次も点を決められるようにしたいです」

 この日は相手のミスや仲間にお膳立てしてもらっての2ゴール。それだけに次は自分が打開して決め切ることを求めていく。「まず選手権は県の優勝ができるようにというのが目標で、そのためにプリンスで自分たちのコミュニケーションとか確認して、もっとチーム力を上げていって選手権に臨めたらいいと思います」。チームを初の全国へ導くため、よりコンディションを上げて結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)
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