関東・静岡の強豪校の1年生たちが90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2019 Rookie League」は8日の閉会式で個人賞を発表した。B Leagueのアシスト王は、サイドからの積極的な仕掛けなどから4アシストを記録した清水桜が丘高(静岡)MF海野元紀が獲得。その海野が「2019 Rookie League」の感想や今後の意気込みを語った。

―「2019 Rookie League」を振り返って。
「初戦から良いスタートを切ることができ、結果的に順位は中々良かったと思うけれど、試合内容では失点が多かったり、チームの決まり事が出来なかったり、まだまだな部分もあって、これからもっとやっていかなければいけないと気付かされたので、とても良い大会となりました」

―アシスト王を獲得したが、自分のパフォーマンスについて。
「右サイドハーフの位置から自分の個性を活かしてどんどん仕掛けて、チャレンジ出来たことが沢山のアシストに繋がったと思います。だけど、クロスの質や裏への飛び出しをもっと意識してやれたらいいと思いました」

―桜が丘に進学した理由は?
「昔、テレビをつけて試合をしていたチームが桜が丘で、テレビを見ながら『自分もこの学校でプレーしたい』『このチームなら全国で戦える』と思ったからです」

―今後、どのような選手になりたい?
「今回はアシスト王となりましたが、もっと点を獲れるような選手、自分がチームを勝たせられる存在になれるようにしたいです」

―高校3年間の目標を教えて下さい。
「もうすぐ選手権が始まるので、1年だからと言って遠慮せず、試合に絡めるようになること。3年ではチームの中心となって、他校から手が付けられないと思われるようなチームになり、全国に出場して優勝したいです」

---

(取材・文　吉田太郎、協力　清水桜が丘)

▼関連リンク
2019 Rookie League特集ページ