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“高校年代真の日本一決定戦”は青森山田vs名古屋U-18!スタジアムでは副音声や豪華プレゼントも

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鍵を握る両10番。青森山田高MF武田英寿主将(右)と名古屋グランパスU-18のMF田邉光平

 高校年代の“真の日本一”が決定する――。「高校年代最高峰のリーグ戦」高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019のファイナルが15日13時から埼玉スタジアム2○○2で開催され、プレミアリーグEAST優勝の青森山田高(青森)とプレミアリーグWEST優勝の名古屋グランパスU-18(愛知)が激突。今年4月から12月まで行われてきたプレミアリーグの東西の王者が“真の日本一”を懸けて戦う。

 青森山田はプレミアリーグEASTを11勝4分3敗で制覇。広島ユースを破って優勝した16年以来となるファイナル(当時はチャンピオンシップ)進出だ。選手権で優勝した昨年度から先発メンバーが大きく入れ替わったものの、「守備の粘り強さとかを確立させながら戦ってきた」(黒田剛監督)というチームは開幕からの10試合で8勝2分という成績を残して首位を快走。その後5試合では油断が失点に繋がって未勝利が続いたものの、選手権予選期間で見事に立て直し、3連勝でリーグ戦を終えた。

 注目は浦和内定、来季からのホームスタジアムでの決戦に臨むU-18日本代表MF武田英寿主将(3年)だ。凄みを増してきているレフティーは、リーグ戦でチームトップの12得点と量産。横浜FC内定のMF古宿理久(3年)が攻撃の舵を取り、MF後藤健太(3年)の縦突破や右SB内田陽介(2年)のロングスローも交えてゴールを目指す。一方、CB藤原優大(2年)を中心としたDF陣はシュートを打たせない、ゴールを隠す守備を徹底し、GK佐藤史騎(3年)の存在も大きい。高体連のチームとして初めて2度目の優勝を勝ち取るか、注目だ。

 一方の名古屋はプレミアリーグWESTを13勝2分3敗の成績で初優勝した。前評判の高い中で迎えた開幕戦で昇格組の愛媛U-18に0-2で敗戦。古賀聡監督は「声を上げて刺激し合う部分がまだまだ足りない」と分析していたが、選手たちは勝ちながら自信を深めアグレッシブに戦うチームへ変化した。

 プレミアリーグでは第7節から第17節まで怒涛の11連勝。その間、日本クラブユース選手権(U-18)大会とJユースカップも制し、Jクラブユース勢として初の3冠(クラブユース選手権、Jユースカップ、高円宮杯)に王手を懸けている。グラウンドリーダーの役割を担うMF田邉光平(3年)はボールを運ぶドリブルや試合を決めるプレーの質も高いプレーヤー。怪我や代表チーム招集のために欠場する選手もいる見込みだが、クラブユース選手権MVPのDF牛澤健(3年)やJユースカップMVPのMF榊原杏太(3年)、そしてFW村上千歩(3年)やU-17日本代表FW光田脩人(2年)らによる厚みのある攻撃が期待される。

 なお、「高校年代真の日本一決定戦」は、15日13時からBS朝日でLIVE中継される。また、試合会場ではU-17日本代表の森山佳郎監督とゲキサカでもお馴染みのサッカーライター・川端暁彦氏による生解説を実施。来場者先着500名(S席と自由席合わせて)を対象に、メインスタンドコンコース中央の受付にて配布される受信端末を通して、両チームの選手情報や戦術の解説、試合のどのような所を見ているのか、この年代の選手で大切なことなどを生の声で聞くことができる(視聴可能エリア:S席および一部自由席(メインスタンドS席後方)、視聴時間:選手入場~試合終了後)。

 小学生以下は、無料で自由席入場が可能。南総合案内所にて、登録証、年齢確認ができる証明書等と引き換えに招待券が渡される。

 また、天皇杯決勝観戦ペアチケットが当たる国内大会決勝デジタルスタンプラリーキャンペーンなど様々なイベントを実施予定

□国内大会決勝デジタルスタンプラリーキャンペーン
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2019/news/00023453/
□大会イベント
https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2019_final/event.html




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