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大学トライアルで2発。正智深谷の185cmFW須田康太郎「良いところも悪いところも出た」

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185cmFW須田康太郎(正智深谷高)は2ゴールでアピール

 185cmの大型ストライカーが結果を残した。16日に開催された「高校生サッカー・大学合同トライアル-THE CHALLENGE- supported by 森永乳業」埼玉会場2日目、185cmFW須田康太郎(正智深谷高)が25分×5本の巴戦に出場して2得点の活躍。自身の1本目となった2本目開始直後に右クロスから1点目を決めると、終了間際にも左サイドからのラストパスを巧みにコントロールし、左足でゴールを破った。

「ゴール前に上手くボールが入ってきたので、ファーストタッチも上手く行ったし、ゴールも近かった。ゴール前の迫力が自分のアピールポイントだと思うので、そこは意識して打ちに行って入ったので良かったです」。得点以外にも前線で厳しいチェックをブロックしながらボールキープ。味方にパスを繋ぎ、ゴール前に走り込んでチャンスに絡んだ。

 須田は、1年時にU-16埼玉県選抜の一員として関東ブロック予選にも出場している大型ストライカー。空中戦やポストプレーを武器に、下級生時から強豪・正智深谷で出場機会を掴んでいる。

 だが、正智深谷ではまだまだパフォーマンスが安定していないという。この日2得点を奪い、ポテンシャルの高さを示したものの、本人は満足していない。「(チャンスで決めきれなかったり)良いところも悪いところも出たという感じです。今日出た課題を克服していきたいと思います」と誓っていた。

 自分の将来を懸けて大学トライアルに挑戦。より上のステージを目指す須田は、「自分のアピールポイントは高さで、足の速さも一応あってあと足元もあるので、そういうところは見て欲しいです。(残り半年の高校生活は)悔いのないように。自分自身をしっかりと持って、日々の練習をしっかりとやっていきたいと思っています」と意気込んだ。

(取材・文 吉田太郎)
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