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[MOM3432]日大藤沢FW岡田生都(1年)_技巧派FWが守備と2発で流れもたらす

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日大藤沢高FW岡田生都は2ゴールの活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.24 関東 Rookie League Aリーグ第1節 日大藤沢高 4-1 西武台高 時之栖うさぎ島1]

 日大藤沢高(神奈川)は立ち上がりに先制点を奪った後も攻め続けていたが、2点目を奪うことができずに後半へ。その悪い流れを技巧派FW岡田生都(1年=横浜FM Jrユース出身)が断ち切った。

 後半5分、自ら獲得したPKを決めて2-0とすると、その2分後にもゴール。「(自分のゴールで)突き放して相手の心を折りに行けた。自分たちの流れにどんどん持って来るゴールを自分が決められた」と喜んだ。

 ストロングポイントは決定力と守備だ。この日、「守備で流れを作っていきたい。まずは相手が蹴ってくるのを知っていたので、速いアプローチで流れを作らせないように」と考えていたという岡田は、チームのためにまず守備で貢献することを意識。シャドーの位置で相手のパスコースを切り、味方が良い形でボールを奪えること、攻撃の時間を増やすことに繋げた。

 そして、勝負どころで連続ゴール。河内健奨コーチは攻守でチームに貢献した岡田をマン・オブ・ザ・マッチに指名した。

 元々中盤の選手で、憧れの選手としてMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)の名を挙げる岡田は、自身の特性を活かすために、ポゼッションスタイルの日大藤沢へ進学。。そのFWは「ルーキーリーグでまずチームとしても、個人としても、結果を出して行くこと。きょうみたいに点を獲って行って、Aチームのベンチ入りをまずは一番近い目標にしていきたい」と力を込めた。第2節でも前橋育英高(群馬)からゴール。結果を残し続けてアピールする。

(取材・文 吉田太郎)
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