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[関東ROOKIE LEAGUE] CB高倉大翔「去年の成績を超えられるようにしたい」。22年全国4位の西武台は初戦黒星から巻き返す

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西武台高CB高倉大翔主将(1年=浦和レッズジュニアユース出身、左)が山梨学院高FW朝倉総と激しく競り合う

[4.22 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 西武台高 1-2 山梨学院高 時之栖うさぎ島G]

「去年の1個上のルーキーとか見て高いレベルでやりたいと。1個上の代の成績が良かったので自分たちも目標にしていますし、そこを超えるというのが目標なので、去年の成績を超えられるようにしたい」

 西武台高(埼玉)は昨年、激戦区の関東ROOKIE LEAGUE Aリーグを制し、全国大会のMIZUNO CHAMPIONSHIP U-16 ROOKIE LEAGUEでも4位に入った。だが、新シーズンは黒星スタート。CB高倉大翔主将(1年=浦和レッズジュニアユース出身)は、ここから巻き返して昨年超えすることを誓った。

 前半、硬さもある中で粘り強く戦っていたが、後半立ち上がりに2失点。高倉は「キャプテンとして、後半の立ち上がりは締めなければいけなかった。逆に0-2からギアを上げて追いつかなければいけなかった。そういう詰めが甘かったです」と首を振る。

 後半20分、攻撃の中心となっていたレフティーMF鈴木芯英のクロスから交代出場MF杉山幸一郎のゴールで1点差。その後も、「前に強くいけるところとキックには自信があります」という高倉や左SB木村一心が球際で山梨学院高(山梨)と渡り合い、またCB倉田然のカバーリングでボールを奪い返して速攻などに結びつけていた。

 だが、慌てて攻めてチャンスを逸するシーンもあり、次の1点を挙げることができなかった。高倉は「キャプテンとしてしっかり優勝を目指すのはもちろん、雰囲気のところだったり、自分が中心になっていかないといけないと思う。そこは頑張っていきたい」。まずは悔しい黒星を糧に。目標とする関東ROOKIE LEAGUE連覇のためにも、第2節(対日大藤沢高)で必ず白星を掴み取る。
 
(取材・文 吉田太郎)

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