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[プリンスリーグ関東1部]鹿島ユース、浦和ユース&東京Vユースをかわして首位に躍り出る:第8節

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 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 関東1部は24日、第8節を行った。

 首位に立つ浦和レッズユース矢板中央高と打ち合いに。前半6分にMF山根且稔のゴールで先制した浦和ユースは、後半8分にMF河原木響が加点してリードを広げる。同15分にMF井上拓実の得点で矢板中央に1点差に詰め寄られるも、同28分にFW清水星竜が決めて突き放す。しかし、同29分に井上のこの日2点目で矢板中央が1点を返すと、同34分にMF小森輝星が同点ゴールを奪い、試合は3-3のドローに終わった。勝ち点1の上積みに終わった浦和ユースは2位に順位を落とした。

 浦和ユースと同勝ち点で2位の東京ヴェルディユースは4位の帝京高との上位対決に。前半1分にFW白井亮丞がネットを揺らして東京Vユースが試合を動かすが、同37分にDF竹内大地、後半38分にFW横山夢樹がゴールを陥れて帝京が逆転に成功。だが、終了間際の同45分、白井のこの日2点目で東京Vユースが追い付き、2-2のドロー決着となった。

 浦和ユース、東京Vユースをかわして首位に躍り出たのが鹿島アントラーズユースだ。ヴァンフォーレ甲府U-18との一戦では、前半28分に先制点を献上しながらも、同40分にMF三沢大和、後半9分にDF佐藤海宏が決めて逆転に成功。同22分に甲府U-18に追い付かれたが、同27分にFW馬目隼乃介、同39分にFW徳田誉がネットを揺らして突き放し、4-2の勝利を収めて首位に浮上した。

 桐生一高と対戦した健大高崎高は2-2で迎えた後半45分にMF萩原咲空が劇的な決勝ゴールを奪い、3-2の勝利を収めた。三菱養和SCユース鹿島学園高の一戦は、2-1と三菱養和SCユースがリードして終盤を迎えるも、後半43分にFW山本葵がゴールを記録して鹿島学園が2-2のドローに持ち込んでいる。

【第8節】
(6月24日)
[カシマスタジアムサブグラウンド]
鹿島ユース 4-2 甲府U-18
[鹿]三沢大和(40分)、佐藤海宏(54分)、馬目隼乃介(72分)、徳田誉(84分)
[甲]中村瑠志(28分)、大倉彪真(67分)

[埼玉スタジアム第2]
浦和ユース 3-3 矢板中央
[浦]山根且稔(6分)、河原木響(53分)、清水星竜(73分)
[矢]井上拓実2(60分、74分)、小森輝星(79分)

[太田市運動公園陸上競技場]
桐生一 2-3 健大高崎
[桐]小野剛史(8分)、篠原一樹(26分)
[健]中澤慶次(16分)、萩原咲空2(71分、90分)

[ヴェルディグラウンド]
東京Vユース 2-2 帝京
[東]白井亮丞2(1分、90分)
[帝]竹内大地(37分)、横山夢樹(83分)

[(公財)三菱養和会 調布グラウンド]
三菱養和SCユース 2-2 鹿島学園
[三]後閑己槙(59分)、小宮績己(62分)
[鹿]森龍ノ介(25分)、山本葵(88分)

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