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[MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16]予選リーグ敗退も3戦6発。山梨学院FWオノボフランシス日華が大会得点王獲得

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山梨学院高FWオノボフランシス日華(FC東京U-15むさし出身)が3戦6発でMIZUNO CHAMPIONSHIP U-16得点王を獲得

[12.17 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16予選リーグ第3節 山梨学院高 5-1 徳島市立高 時之栖うさぎ島G]

 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16予選リーグ最終節で1試合4ゴール。関東王者・山梨学院高(山梨)は予選リーグ敗退となったものの、3戦6発のFWオノボフランシス日華(FC東京U-15むさし出身)が大会得点王に輝いた。

 予選リーグ最終節の徳島市立高(四国、徳島)戦は勝てば、逆転で決勝トーナメントへ進出する可能性があった。その一戦で「チームで前から行って、前半で3、4点は取って終わろうって話していた」というオノボは前半だけで4得点。5-1の快勝に導いた。

 これで山梨学院は2勝1敗とした。だが、グループD首位・尚志高(東北1、福島)が東山高(関西2、京都)を1-0で下して3連勝としたため、2位で予選リーグ敗退。それでも、東山戦でも2発のオノボにとって、MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16は自信をつける大会になったようだ。

「スピードは絶対全国では通用したんで、もう、そこは自信になりました。全国でも通用するっていうのが分かったんで、自信にはなりました」。ただし、1日2試合というスケジュールでフィジカル面を向上させる必要性を感じたという。そして、「今後、もうちょい成長した自分を見せれたらいい。近い目標だとやっぱりトップチームに上がって、選手権に出ること」と意気込んだ。

 山梨学院はオノボが抜群の速さと得点力を発揮したほか、右SB西澤隼斗の空中戦での強さやFW朝倉総の高い強度など特長を表現していた。だが、全体的に後半の入りが悪く、チャンスで取り切れないなどの課題も。日本一に届かなかっただけに、今大会で学んだことを改善し、来年、2年後の全国大会で再び優勝を目指す。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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