1月、2024年U-17日本高校サッカー選抜が選考合宿を行った。第102回全国高校サッカー選手権で活躍した選手など候補36名が合宿に参加。紅白戦や練習試合を実施し、U-17日本高校選抜メンバー入りを争った。U-17日本高校選抜は3月の大会に出場する予定。ゲキサカは2024年のU-17日本高校選抜チームと『高校サッカー年鑑』(講談社)の協力で選考合宿参加選手にアンケート取材を実施した。

　GK早川ウワブライト(日体大柏高2年=FC湘南ジュニアユース出身)は長身としなやかな身のこなしを活かしてゴールを守る。選手権出場を果たすことはできなかったが、選考合宿では大きな期待を受けて先発出場。安定したパフォーマンスを見せていた早川が、選考合宿で感じたこと、2024年の目標などについてコメントした。

■着用スパイクとその理由
MERCURIAL VAPOR (マーキュリアル ヴェイパー) 13 エリート　(ナイキ)、PHANTOM(ファントム) GT (ナイキ)
「フィット感の良さ、ボールの蹴りやすさがある」

■進路(希望)
プロサッカー選手

―第102回高校サッカー選手権の感想を教えて下さい。個人として良かったこと、悪かったことは?
「-」

―U-17日本高校選抜候補に選ばれた感想、合宿の感想を教えて下さい。
「とても嬉しい気持ちで、高いレベルでサッカーできることが楽しみ。上手い選手が多いから、色々と吸収していきたい」

―誰にも負けたくない武器と、2023年に最も成長したところは?
「(武器)シュートストップ、クロス対応。(成長したところ)シュートストップはとても成長できた。1、2年生のときにレイソルU-18の練習に参加していて、高いレベルの中でやって、とても成長した」

―これまで対戦、またはチームメート(選抜・代表含む)で半端ないと思った選手は?
「GK沖田汰志選手(柏U-18)です。今まで一緒に練習してきた中で一番、セービング、1対1の対応が上手かった」

―自分が影響を受けた選手、影響を受けた指導者は?
「(選手は)GK小久保玲央ブライアン選手(ベンフィカ)です。柏レイソルU-18からベンフィカU-23に入って、今、トップチームに上がった選手で、同じナイジェリアのハーフのGKでクロス対応、セーブの迫力がすごかったから。(指導者)吉川脩人さん(現北九州GKコーチ)です。自分が高校1年生の時に1からGKの基本のところを細かく教えてもらったから」

―2024年と将来の目標をそれぞれ教えて下さい。
「(24年)インハイ、選手権で日本一になる。高校卒業でプロになって、1年目で試合に出る。(将来)海外のプレミアリーグのチームでプレーして活躍したい」

(協力=U-17日本高校選抜、高校サッカー年鑑)