沖縄県高校新人体育大会最終日は24日、うるま市の与那城総合公園陸上競技場で決勝を行い、那覇西が2―0で宜野湾に勝利。6年ぶり9回目の優勝を飾った。優勝した那覇西と宜野湾は九州高校新人大会(2月12～15日、宮崎県)に出場する。

　25日の沖縄タイムスによると、那覇西は前半10分、MF宮城晃太のクロスをFW儀間貴斗が頭で合わせて先制。新垣昴平主将、米澤賢吾の両CBを中心に相手のシュートを2本に封じると、試合終了間際に1年生FW下地希一がダメ押しゴールを決めたという。

　新垣主将は「常に0-1の状況と思って、緊張感を持っていた。守りが苦手な選手も踏ん張り、ミスはみんなでカバーできた。県総体、選手権県予選も取って3冠」と目標を語った。

(文　吉田太郎)