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[Y☆voice75]日本高校選抜MF車屋紳太郎(大津)「一番、自分が中心になろうと思ってやってきた」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第75回(11年日本高校選抜編第9回)はMF車屋紳太郎選手(大津高)です。
 名門・大津の大黒柱であり、高いサッカーセンスを生かしたマルチプレーヤーでもある車屋選手。高校選抜では左サイドバックのポジションで力となり、またボランチとしても存在感を放っています。高校年代屈指の万能型は今、どのような目標をもってプレーしているのか?(取材日:3月6日)

―高校選抜として出場したヤングサッカーフェスティバル(静岡県高校選抜戦)はフル出場。自身のプレーについて
「サイドバックの時はもっと攻撃参加したかったんですけど、最後のパスの質が落ちてしまっていたんで、これから上げていければいいかなと思います」

―本職のボランチの方が生き生きしているようにも見えたけれど?
「そうですか(笑)。最近ずっとやっていなかったんですけど、たまにやりたいと思ってもいたんで。やらせてもらうことができて良かったです」

―高校3年間を振り返って
「大津での3年間は充実していました。1年の時は本当にレベルが高すぎて練習についていけなくて。でも3年になったら1年の時からずっとやってきたという責任感があって、一番、自分が中心になろうと思ってやっていた」

―進学する筑波大での1年目の目標は?
「大学サッカーを知ると言うこと。大学の決まりごとをやったうえで自分の持ち味を出していけたらなと思っています。自分はドリブル、パスの質だったり、場面場面でのその使い分けは得意なんで、この部分を生かしてアピールしていきたいと思っている」

―目標とする選手だったり、どのようなプレーヤーになっていきたい?
「(大津から筑波大へ進学した)一個上の谷口(彰悟)先輩を目指していきたい。ボランチでもセンターバックでもプレーしていて、器用だし、自分も持ち味をいかせるようにやっていきたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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