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[Y☆voice115]札幌U-18FW榊翔太「誰よりも走る」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第115回はコンサドーレ札幌のU-18日本代表FW榊翔太選手です。
 
 豊富な運動量と相手DF間を鋭く抜けていくドリブルが特長的な榊選手。決定力兼ね備え、U-18日本代表としても期待されるアタッカーは2011年、どのような目標を掲げているのか(取材日:5月7日)

―三菱養和SC戦は1-1で引き分け。勝ち切ることができなかった
「先制点を取られた中で最初流れが向こうにあった。取られた時に返せるかということは重要。みんな返していこうと言っていた。鈴木が良く決めてくれたことで流れに乗れた。最後まで自分たちの流れだったのに決めきれなかったことが課題。(自分自身も)決めにいこうという気持ちが強くて、落ち着かなくて。冷静ではなかった」

―暫定首位で5節を終えたことについては
「首位でいることはいいこと。これからも首位に居続けられるようにという気持ちでいる。きょう引き分けたことを前向きに捉えて、次ホームで勝つことにこだわる」

―今年の札幌U-18は
「昨年から出ている人がたくさんいるし、代表候補もいる。ただみんなまだまだ足りないところがある」

―そのチームで榊選手がやらなければならないことは
「大事なところでちゃんと決めたり、自分の持ち味はハードワークなので誰よりも走ること」

―U-18代表のアメリカ遠征については
「右のワイドという慣れないポジションでとまどったけれど、裏に抜けるシーンはつくることができた。ボールを受けてからが課題」

―2011年の目標は
「代表でもチームでも絶対に勝つという気持ちが大切。今年は自分自身、全国優勝して良い形でトップに上がりたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」)

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