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[新人戦]昨年無冠の広島皆実がライバル対決制し、復活V:広島

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 平成23年度広島県高等学校サッカー新人大会は5日、びんご運動公園で決勝を行い、広島皆実が広島観音とのライバル対決を1-0で勝利。9大会ぶり6回目の優勝を果たした。

 昨年無冠に終わった名門がタイトルを奪い返した。デイリースポーツによると、広島皆実は前半9分、右スローインからFW松枝功起(2年)がグラウンダーでセンタリング。これを1年生FW安部誠太郎が右足で蹴り込んだ。今大会8点目を挙げた安部は「先輩たちがチャンスをつくってくれるんで、自分はとにかく決めるだけです」。後半は相手にペースを握られる場面もあったが、全員が身体を張った守りを見せて逃げ切った。

 広島皆実の藤井潔監督は「去年、県で1つもタイトルが取れなかったので、今年はいいスタートが切れたと思います」。昨年は全国高校総体予選、全国高校選手権予選でいずれも準決勝で広島観音に敗れて無冠。だが08年度の全国選手権日本一を見てから入学してきた世代が再びチームにタイトルをもたらした。主将のDF岸秀忠(2年)は「去年は悔しい思いをした。今年はチームワークを磨いて、全国で“皆実スタイル”のサッカーを見せたい」。次は総体、そして昨年僅差の2位に終わったプリンスリーグ中国1部での勝利を目指す。

【広島】
[決勝]
広島皆実1-0広島観音

[準決勝]
高陽0-5広島皆実
広島観音4-0瀬戸内

[準々決勝]
山陽2-4高陽
沼田1-2広島皆実
広島観音5-2広島国際学院
神辺旭0-1瀬戸内

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