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[ミズノカップIN高知]C大阪U-18、初芝橋本に5発快勝で準決勝進出!

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[3.31 ミズノカップIN高知 C大阪U-18 5-0初芝橋本 春野球]

 Jクラブユース、高校などの有力16チームが出場している「ミズノカップU-18 IN 高知2012」は大会2日目の31日、予選リーグの第2戦と最終戦を行った。グループAのセレッソ大阪U-18(大阪)対初芝橋本(和歌山)はC大阪U-18が5-0で快勝した。

 グループAはオープン参加の高知大も同組のため、C大阪U-18、初芝橋本、日章学園の3チームの中で1位となったチームが決勝トーナメント進出の権利を手にする。前日の日章学園戦を2-1で制したC大阪はこの日サブ組中心のメンバーだったが、和歌山の強豪校に快勝した。前半18分、初芝橋本守備陣が痛恨の連係ミス。DFが出したバックパスをGKが触れず、ボールはゴール方向へと転がっていく。必死にクリアしようするGKよりも前に出たFW今井誠次郎(新3年)が先制ゴールを押し込んだ。

 初芝橋本はともに強さを備えた森永和樹(3年)と稲葉大次(2年)の2トップを中心に反撃するが、C大阪はMF竜田貴弘(新3年)の展開からMF前川大河(新2年)や右SB深田一成(新1年)が縦、中央へ切れ込むなどチャンスをつくって押し込む。そして前半ロスタイム、今井が自ら獲得したPKを右足シュート。初芝橋本はGK中前佑斗(新3年)がセーブしたものの、跳ね返りを今井が押し込んで2-0とリードを広げた。

 後半も3点を加えたC大阪が5-0で快勝。C大阪は昨年はプレミアリーグウエストが3位で、Jユースカップは準優勝とあと一歩のところでタイトルを逃してきた。自身も負けず嫌いであることを認める大熊裕司監督も「そろそろ彼らが(タイトルを)欲している。オレが取ろう、と言っていくものでもないですし、自分達からそれを(表に)出してもらいたい。みんなの意思をもってやれるかだけだと思う」。今大会、エースFW南野拓実(新3年)ら怪我人が多い中でも成長を遂げている選手がいる。チームの底上げに成功した高知での戦い。準決勝進出を決めたチームは、来月開幕するプレミアリーグへ向けてまずはミズノカップのタイトル獲得で弾みをつける。

[写真]前半終了間際、C大阪U-18FW今井が2点目のゴール
(取材・文 吉田太郎)
ミズノカップIN高知2012特設ページ

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