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[プレミアリーグWEST]出場10チーム選手代表者コメント

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 日本サッカー協会は15日に開幕する高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プレミアリーグWEST出場10チームの選手代表者のコメントを発表した。

【名古屋グランパスU18】
●DFハーフナー・ニッキ選手
「今年はより攻撃的なサッカーをしていきたい。チームには(年代別の)日本代表に選ばれるような攻撃の選手が多いので、去年のパスサッカーをもっと磨いて、よりアグレッシブなサッカーをしたいです。逆に攻撃的ということは、一番危ないのはカウンターを受けること。DFとしてリーダーシップを取ってリスクをケアしていきたいです。僕は3年生ですが、下級生は僕を上級生として見ていないと思います(笑)。でも、そのほうが全員とコミュニケーションが取れますし、僕からも下級生に『何か問題ある?』と聞いています。このチームはグループとしてもいい雰囲気ですね。昨年1年間、このリーグ戦を経験して、非常に長い戦いであること、コンディションを整えるのが難しいのが分かりました。負傷者も出てしまいました。今年はそういった長丁場のリーグ戦であるという面をより意識してやっていきたいです。リーダーとしての自覚を持って練習に臨み、もっと強いチームにしていきたいと思っています」

【富山一高】
●MF和田高汰選手
「今年のチームは全体的に身長が低いので、細かくつないでゴールを目指すチームです。キャプテンとしては、1年生から3年生まで全員で一致団結して戦えるチームを作っていきたいです。ピッチ内でも外でもみんなでよく話し合えるチームにしたい。そのために、『1、2年生も遠慮なくどんどん意見を言ってくれ』と伝えています。プレミアリーグは日本のトップクラスのチームが集まっている大会。勝つのは難しく、思うようなサッカーはできませんでした。ただ、すごく良い環境で試合をさせてもらいましたし、アウェイとホームの違いも感じることができました。今年はチャレンジャーとして、もう一度イチからやり直し。全国を戦うということを全員で確認しています。試合をこなしたあとは、みんなでその試合を分析し、全員で共通理解を深めていくという意識は出てきています。勝つために自分たちが何をすべきかをみんなで考えながら、たとえ可能性が低い試合でも、貪欲に勝利を求め続けます」

【京都サンガF.C. U-18】
●GK山田元気選手
「去年、先輩たちが2位という成績を残してくれたので、今年はそれを乗り越えられるように、そして果たせなかった全国で一番という目標を達成できるようにチーム一丸となって頑張ります。プレー環境や学業、寮での食事面など、いろいろな人たちに支えてもらっているので、このチームでプレーできるというのは本当に幸せなことだと思います。支えていただいている人たちに感謝しながら、結果という形で恩返しできればと思います。これまで僕は出場機会に恵まれず、いざ出場するとなっても緊張してうまく自分のプレーを発揮できませんでした。しかし、今年は最高学年になり主将も任されたので、チームを引っ張りながら、誇りを持って1試合1試合を楽しみたい。シュートストップだったり、フィードだったり得意なプレーでチームに貢献できればと思っています。その中で自分も成長して、これまで先輩たちが切り開いてくれたプロの道に僕も続けられればと思います」

【セレッソ大阪U-18】
●FW南野拓実選手
「チームの目標は優勝です。プレミアリーグはトーナメントとは違い、1年という長い期間をホーム&アウェイで戦っていくので、けが人が出るなど、厳しい試合もあると思いますが、チーム全員で乗り越えたいです。この大会は芝生で試合ができたり、環境が良いのがうれしいですね。ホームでは多くのサポーターの方に応援をしてもらえるので力になります。アウェイでは前日にホテルに泊り、皆で一緒においしいご飯を食べるとモチベーションも上がります。個人の目標としては得点王とMVP。将来的にプロで活躍できる選手になり、憧れのヨーロッパでプレーするために、目に見える結果を残したいです。中学生のときは得点だけにこだわっていましたが、大熊監督の下でやるようになってからは組み立てや守備などいろいろなことができるようになりました。さまざまな選手のプレーを見て良い部分を取り入れながら、この1年、自分らしいFWになれるように頑張ります」

【ヴィッセル神戸U-18】
●MF前田凌佑選手
「初参戦ですが、全国でも十分に戦えて優勝を狙えるチームだと思うので、最初から全部勝つつもりで頑張ります。この大会を皮切りにadidas CUP(U-18)選手権、J ユースカップと3冠を獲りたいです。優勝という目標が決まっているので、チームはまとまりも良く、一致団結しています。野田知監督の下で中学時代からずっとやってきて、結果も出ているし、大舞台に慣れているのが大きい。僕らの代はほかのチームと比べても強いと思うので、負けたくないです。去年はけがもありましたが、今年はいまのところ順調にやれていて、体にキレがあります。日本代表は目標ではあるので入りたいとは思いますが、いまはチームで結果を残すのが一番だと思います。今年はトップチームにどんどん絡めるようにしたいです。いまも時々トップでやらせてもらっているのですが、まだまだ自分の持ち味を発揮できていないので、大会を通じて成長していきたいです」

【作陽高】
●DF米原祐選手
「初参戦なのでまずは残留が目標ですけど、1位を狙っていきたいですし、チャンピオンシップまで行って埼玉スタジアムで試合をやりたいです。3年生がいい置き土産をしてくれたので、その気持ちに応えて頑張りたいと思います。今年は攻撃でのパスの精度を上げることに取り組んできて、みんなで意思統一もできてきている。そこをどれだけできるか。足が速い選手がいますし、体がしっかりとしている選手もいるので、それぞれの特徴を生かしながらゴールに向かって、センタリングに合わせて点を取ったり、武器としているセットプレーで点を取ったりしていきたいと思います。高校のチームには勝つべくして勝つ試合をしたいですし、Jユース相手にはいい内容の試合をして勝ち点を拾っていきたい。Jユースと公式戦をやれるのは気持ちも盛り上がります。能力の高い選手がたくさんいますけど、僕たちは組織力で対抗していきたいと思っています」

【サンフレッチェ広島ユース】
●MF平田惇選手
「昨季はプレミアリーグWESTで優勝し、チャンピオンシップにも勝つことができました。今季もすべてのタイトルを獲りにいきたいと思います。昨季はリーグ戦の前期で1敗したので、今季は前期の全勝をまず目指したいです。それだけのチーム力はあると思うのでチーム一丸になってやっていきたいです。攻撃陣のメンバーはそろっているので、昨季よりもレベルアップした攻撃力を出していきたいと思います。ただ、守備の部分でいまは課題があるので、そこをしっかりと詰めていって、昨季よりも失点を減らしていけるように自分が声を出して引っ張っていきたいと思っています。いま(野津田)岳人がトップチームの試合に関わっていることに自分を含め他の選手も大きな刺激を受けています。岳人がいなくてもこのチームはやっていけるということを岳人にも見せたいですし、個人個人が岳人に負けないように、追いつけるように、という気持ちで取り組んでいきたい」

【愛媛FCユース】
●DF曽根田穣選手
「(石丸監督について)サッカーに対して熱い方。丸さんが指揮を執っているチームで僕たちは楽しくやれています。近寄りやすい監督だし、トップチームの選手にも『お前らは丸さんの下でサッカーができて幸せ。あれだけサッカーの知識を持っている人は日本にはいない』と言われているぐらいです。今年のチームはズバ抜けた力を持った選手がいませんが、短くパスをつないで攻撃して、全員で攻めて全員で守るサッカーで勝負します。僕たちは走れるしがむしゃらなチーム。みんなで奪ったボールを大事にするサッカーをやっていきたいです。(昨季の大会を経験して)リズム良くボールを回せていたときはフィニッシュまで行けていたのですが、ミスが続くと足が止まってしまいました。もっとミスを減らさなければいけないし、修正していけばまだまだやれると思います。簡単なことではありませんが、僕たちは一番を目指します。昨季も日本一を目指していたし、その気持ちはずっと持ち続けています」

【アビスパ福岡U-18】
●DF中村崇修選手
「昨季はプレミアWESTにいるクラブの中で下位に沈んでしまい、また東福岡高校よりも下の順位で終わってしまったことが悔しかったです。もっと練習しないといけないと思ったので、今年はそういう悔しい思いをしないためにも優勝を狙いにいきたいです。勝ちたいという気持ちをしっかり出せるように、後ろから声を出してチームを盛り上げたいです。自分が声を切らしたら、チームが終わってしまうと思うくらいの気持ちで一戦一戦、大事に臨みます。アビスパはこれまでタイトルに縁がありませんが、プレミアだけでなく各大会でタイトルに絡めるようになりたいです。いまの2年生は個人能力が高く、競争力があるので刺激にもなっています。普段から良い緊張感を持ってサッカーに臨めているのでチームとしては非常に自信が付いています。僕個人としては、武器がなく短所だらけですが、こういった良い状態の中で、短所を一つでも長所に変えていければと思っています」

【東福岡高】
●DF徳市寛人選手
「高校生活最後の年なので、悔いの残らないように一戦一戦大事にして、去年よりも上の成績を目指したいです。チームには良いFW が多く、中盤でもしっかりボールが回せるので今年は攻撃には自信があります。失点をゼロに抑えてしっかり支えていきたいです。自分の武器は前への強さとインターセプト。それに加え、今年はキャプテンなので、責任感をしっかり持って、チームを引っ張っていけるように頑張りたいです。全体を見て、声をかけながら、組織的に守れるようになれればと思うのですが、いまは声を出せていても、声を出すことに集中し過ぎていて、自分のマークを見失ってしまうなど、課題も多い。プレミアリーグでは日本代表に入るような良いFW が多いので、課題を克服して守り切りたいです。特にセレッソ大阪U-18の南野拓実選手には勝ちたいですね。2年前の国体で対戦したのですが、ボロボロにされてしまった。リベンジしたいです」
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