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大宮vs千葉 試合後の選手コメント

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[8.22 J1第23節 大宮1-1千葉 NACK]

 J1第23節は22日、5試合が行われ、NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャジェフユナイテッド千葉が対戦。千葉は前半32分にFWネット・バイアーノのゴールで先制したが、大宮は後半17分にFWラファエルのゴールで同点に追いつき、1-1の引き分けに終わった。

 以下、試合後の選手、監督コメント

<大宮>
張外龍監督
 「ホームで勝点1は満足できないが、1点ビハインドの中で最後の最後まで戦い、同点においついた。3連戦の中で、両チームとも最後まで戦った試合だった」

ーラファエルと藤田、ラファエルと石原など、どの組み合わせに手ごたえを感じたか
 「組み合わせうんぬんより、ラファエルが日本で3試合目だが、初得点を挙げたことがチームにとても大きな影響がある。今、石原、市川、藤田、ドゥドゥだったり、ラファエルと誰が組むかというのは時間がかかると思うが、ラファエルの得点はチームに好影響だと思います」

●MF内田智也
 「ラファエルと藤田のところでボールがおさまったけど、その後の形が少なかった。(パク)ウォンジェからクロスは入ったが、うまく僕とかボランチが飛び込めればよかったけど・・・。ラファエルもフィットしてきている。クロスの入り方を合わせていきたい」

●FW市川雅彦
 「負傷後4カ月だが、長かったし、試合を見るのも悔しい時期もあった。早く試合に戻り勝った。サポーターの声援はすごく暖かくて、ケガしてからずっと支えてくれていたので、早く点を取りたかった。次は取りたいと思います」

●FWラファエル
 「アルディージャのユニフォームを着ているだけでうれしいのに、ゴールも決められて、頭が真っ白になった。90分間、サポーターの後押しがあった。あれだけ応援してくれたら、気持ちが乗る。90分間プレーしたのはまだ2回目だから、日本のサッカーにもっと慣れるために、ゲームをこなすことが必要。(そうすれば)もっともっと自分のいいところを見せられると思う。多くのゴールを決めて、勝利に貢献したい」

<千葉>
江尻篤彦監督
 「試合前から大宮を分析しつつ、うちを振り返ると、大宮が今日のような戦術をしてくることは、予想された。予想通り、長いボールでセカンドを拾われた。今いる選手でチャレンジアンドカバーして、中盤が挟み込むというシンプルな対応を選手に伝えた。うちにも巻、ネット(バイアーノ)というパワーがあって高い選手を置いたが、彼らにもっとボールが入って時間を作ってくれるかなと思ったが、うまくいかなかった。やることはたくさんあるが、もうすこししっかりボール動かしていかないと、勝点3を拾える状況ではないかなと思う」

ー選手に試合前にシュート打てと指示したと思うが、積極性がみられなかった
 「前節の名古屋戦で、思い切りのない試合をして、昨日もシュート練習に費やした。みなさんがどう受け止めたかわからないが、前節よりもゴールに向かう姿勢は見えた。ただ、もっとゴールにむかう姿勢、ひと振りすれば何が起こるかわからないのに良いことをしようと考えている。実は考えてないのでは? と思う。(きちんと)考えればシュートのところで(シュートを打つよう)トレーニングをしたい」

●FWネット・バイアーノ
 「神から与えられたチャンスを決めれて、とてもうれしい。でも勝てなかった。チーム全体でゴールを取りに行くようにしないといけない。課題はあるが、解消していたい。巻とのコンビ? 2人だけでなく、チームで点を取れるようにならないといけない。点を取るためのチームにならないといけない」

●MF深井正樹
 「勝てなくて危機感を感じているが、下をむいていても仕方がない。目の前の試合を勝たないといけないが、その気持ちから空回りしないようにしないといけない。緊張感があるけれど、そればかりにならないようにしたい」

●DF池田昇平
 「ラファエルに決められて悔しい。集中はしてたんだけど。やられたところ以外は、それなりに対応できていたと思うけど・・・。名古屋のケネディーよりは、やりやすかった。でも、10回中9回を抑えても、1回やられたらいけないポジションなんで申し訳ないと思っている」

(取材・文 近藤安弘)

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