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[プリンスリーグ]好調FW負傷退場も10番がロスタイム決勝FK!静岡学園が首位争い抜け出す:東海

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 高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権の出場権を懸けたJFAプリンスリーグ(U-18)東海は12日、1部第6節を行った。

 4勝1分で静岡学園高(静岡)、名古屋グランパスU18(愛知)、清水エスパルスユース、ジュビロ磐田ユース(ともに静岡)の4チームが並んでいる混戦の東海1部。この日、静岡学園が一歩抜け出した。

 常葉橘高(静岡)と対戦した静岡学園は後半19分に、全国総体初出場の立役者となったFW中西倫也が先制ゴール。直後に追いつかれたが後半ロスタイムに、中西が鎖骨骨折の負傷をしながらも獲得したFKを10番MF大島僚太が直接決めて2-1で劇的勝利を飾った。

 2位の名古屋U18と3位の清水ユースとの一戦は前半に名古屋U-18が先制したものの、清水ユースは09年U-17日本代表のMF柴原誠と石原崇兆のゴールで逆転。それでも名古屋U-18は後半ロスタイムに奥山政幸が同点ゴールを決めて2-2で引き分けた。また4位の磐田ユースは清水商高の1年生FW佐野翼に先制ゴールを献上。後半に和久田章太主将のゴールにより追いついたが1-1で引き分けた。これにより勝ち点16へ伸ばした静岡学園をJクラブユース勢3チームが勝ち点2差で追う展開となった。

 そのほか藤枝明誠高(静岡)と四日市中央工高(三重)の一戦はスコアレスドロー。中京大中京高(愛知)はU-19日本代表FW宮市亮のハットトリックの活躍により、海星高(三重)に3-1で勝利している。


【東海1部】
[第6節]
磐田ユース 1-1 清水商高
[磐]和久田章太(62分)
[清]佐野翼(36分)

常葉橘高 1-2 静岡学園高
[常]渡辺勇太(68分)
[静]中西倫也(64分)、大島僚太(90分+3)

四日市中央工高 0-0 藤枝明誠高

清水ユース 2-2 名古屋U18
[清]柴原誠(49分)、石原崇兆(61分)
[名]加藤翼(42分)、奥山政幸(90分+1)

海星高 1-3 中京大中京高
[海]オウンゴール(89分)
[中]宮市亮3(31分、71分、80分)

(文 吉田太郎)

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