日本代表の岡田武史監督が16日、カターニア(イタリア)のFW森本貴幸を9月のオランダ遠征でテストする方針を明らかにした。

　17日付の各スポーツ紙が報じたもので、スポーツニッポンによると岡田監督は欧州視察を終えて帰国した16日に「移動距離もあるので、(森本を)呼ぶとしたら(欧州間移動で負担の少ない)次に呼んだ方がいい」と説明。最終決定は20日のスタッフミーティング後になる模様だが「(招集の)可能性があるというレターは出す」と話す指揮官は、障害がなければ森本初招集に踏み切る意向のようだ。

　森本は北京五輪に出場した後の08-09年シーズンにリーグ戦7ゴール。6月のW杯予選終了後にゲキサカが行った緊急アンケート「W杯本大会に向けて日本代表に新たに招集してほしい選手は」では、ゲキサカユーザーの4人に1人以上が「森本貴幸」の名前を挙げた。その期待ストライカーがついにA代表へ初招集される。

(文　吉田太郎)

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