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岡崎先発のマインツ3連勝、ボルフス長谷部は今季初出場も敗戦

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[8.24 ブンデスリーガ第3節 マインツ2-0ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは24日、第3節2日目を行い、FW岡崎慎司が所属するマインツはホームでMF長谷部誠の所属するボルフスブルクと対戦し、2-0で勝利した。岡崎は3試合連続のフル出場はならなかったものの、先発すると後半31分までプレー。長谷部は2戦連続のベンチ入りを果たし、0-2の後半39分から今季初出場するもチームは敗れた。

 開幕から2戦連続で左MFとして先発していた岡崎だったが、この日は4-2-3-1の1トップを務めた。前半23分には、MFニキ・ジムリングのパスに抜け出した岡崎がGKとの1対1を迎える。決定的なチャンスにPA左から右足シュートを狙うがポスト右へ外れた。

 前半27分には岡崎が再びチャンスを演出。センターライン付近での競り合いから、MFニコライ・ミュラーの落としたボールを中央の岡崎が拾う。DFと競り合いながらも右サイドへ流す。再び受けたミュラーがGKとの1対1を迎えたが、シュートはポスト右へ逸れた。その後はピンチを迎えるも、MFガイスが決死のクリア。0-0で前半を折り返した。

 すると後半、試合は動く。後半15分、左CKからDFスベンソンが頭で落としたボールを最後はゴール前のFWシュポ・モティングが右足で押し込んだ。ホームのマインツが先制に成功した。

 1点を追うボルフスだったが、後半19分にはMFルイス・グスタボがこの日2枚目の警告を受けて退場。数的不利に立たされる。直後に2選手を代え、MFペリシッチとMFク・ジャチョルに代わり、DFマルセル・シェーファーとMFヤン・ポラクを投入した。長谷部にチャンスは巡ってこない。

 1点リードで一人多いマインツは、後半31分に最初の交代カードを切る。ここ2試合でフル出場していた岡崎に代わり、MFモリッツがピッチへ送られた。すると直後の同33分、自陣でボールを受けたMFガイスが右サイドへロングパス。抜け出たニコライ・ミュラーがワントラップから右足シュートを突き刺した。マインツが2-0と差を広げた。

 流れを変えたいボルフスは後半39分に最後の交代カードを切る。FWオリッチに代えて、長谷部をピッチへ送った。今季公式戦4試合目にして、長谷部が初出場を果たした。しかし、試合はそのまま終了。岡崎の先発したマインツが2-0の完封勝利で3連勝を飾り、ボルフスは今季2敗目を喫した。


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