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[MOM829]大社MF竹田大地(1年)_立正大淞南撃破に攻守で貢献

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.24 NIKE LIGA NOVA U-16第8節 立正大淞南 2-3 大社 島根県立浜山公園球技場]

 首位・立正大淞南の中央突破を身体を張って防ぎ、得意の攻撃でも存在感を示した。大社MF竹田大地(1年)は佐々井秀臣監督も「守備で身体を張ったプレーをしてくれてよく戦ってくれた。ああいうプレーができたことは大きいと思う」と賞賛する動き。守備で中盤の防波堤となると、試合終盤にもドリブルでの中央突破からDFをかわしてPAへ切れ込むなど、相手にとって嫌な存在であり続けた。

「1対1、球際で激しくできた。負けたくなかったです」と竹田。終盤の相手の猛攻を耐え切った守備陣の奮闘はもちろんだが、竹田をはじめ、MF森山裕大やMF桑垣誓広らタレントたちの技術、キープ力が立正大淞南の勢いを止め、押し返す大きな要因となっていた。「シャビやイニエスタのような選手になりたい。捌きながらも自分で行くプレーもしていきたい」と意気込む竹田は冷静に相手の動きを見極めて逆を取るなど突破口、捌き役としてもポテンシャルの高さを見せていた。

「(大社の1年生は)みんな中トレのメンバー。みんな前から知っている。大社で全国行こうぜと言っていた」と県立の雄へ進学。サンフレッチェくにびき出身のMFの目標はレベルの高いチームメートと切磋琢磨して成長し、全国大会に出場することだ。

(取材・文 吉田太郎)

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