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[AFC U-16選手権予選]首位で予選突破、ベトナム戦後のコメント

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 2013年のU-17W杯出場を目指すU-15日本代表は22日、ラオスで開催されていたAFC U-16選手権2012予選最終戦でベトナムと対戦。引き分け以上で予選突破が決まる一戦はMF中村文哉(スポーツクラブ岐阜VAMOS)の2試合連続のハットトリックなどで5-2と快勝した。4勝1敗で勝ち点を12に伸ばし、予選を1位で通過。U-17W杯出場権がかかる来年のAFC U-16選手権2012への切符を手にした。

以下、JFA発表の試合記録およびコメント

日本 5-2(前半1-1)ベトナム

【得点経過】
1分:失点
35分:中村文哉
51分:小林岩魚
57分:中村文哉
63分:失点
66分:酒井高聖
72分:中村文哉

【出場メンバー】
GK 18 白岡ティモシィ(広島ジュニアユース)
DF 4 水谷拓磨(清水ジュニアユース)
DF 43 酒井高聖(新潟ユース)
DF 11 北川航也(清水ジュニアユース)
DF 5 宮本航汰(清水ジュニアユース)
MF 17 姫野侑弥(HOYO AC ERAN 大分U-15)
71分→MF 35 三好康児(川崎Fジュニアユース)
MF 15 中谷進之介(柏U-18)
MF 24 伊藤克尚(広島ジュニアユース)
FW 9 阿部良季(カティオーラFCU-15)
46分→MF 21 杉本太郎(帝京大可児高)
FW 27 中村文哉(岐阜VAMOS)
80分→FW 10 藤本裕豪(神戸ジュニアユース)
FW 7 小林岩魚(甲府ジュニアユース)

【最終順位】
1位:日本(12)
2位:韓国(11)
3位:ラオス(10)
4位:ベトナム(7)
5位:カンボジア(3)
6位:台湾(0)
※( )内の数字は勝ち点

吉武博文監督
―今日の試合を振り返って。
「立ち上がり1分での失点が後半途中まで選手の足を重くし、苦しい戦いとなった。しかし、持久力という武器を使って、徐々にペースを掴み、結果的には5-2という差になった。時間帯やピッチ内の地域でのプレーの選択に課題が残った。本大会までには修正したい」
―苦しい予選を1位で通過できました。グループリーグを総括すると?
「結果的には楽勝に見える試合も、勝敗的には紙一重で苦しい5戦であった。しかし、本大会への切符をつかんだことで、『良い体験』となった。選手たちは、国内では味わえない緊張感や生活環境・気候・ピッチ状況に触れられ、今後大きく成長することを願っている」
―AFC選手権2012に向けてどのような準備を進めますか?
「さらなる選手の発掘とともに、(イメージを合わせてアクションを起こす)共鳴というコンセプトをチーム全員で共有できるよう、遠征やキャンプを利用し落とし込みたい」

●FW小林岩魚(甲府ジュニアユース)
―初先発でしたね。いかがでしたか?
「素直にうれしかったです。今まで練習してきたことをすべてピッチで出そうと思い、ユニホームを着ました」
―2点目のゴールを決めました。どのようなお気持ちですか?
「練習でやってきた形で、イメージ通りに相手の嫌がる危険なところに入っていけたので良かったです」
―1点先制されて苦しい展開でしたね?
「早い時間帯だったので、慌てずサッカーをしようと心がけました。なるべく相手のコートでボールを保持することや、個人としては(左ワイドトップなので)、相手のDFラインを下げることを意識してプレーしました」
―苦しみながらも予選突破できましたね。
「予選突破はうれしいですが、これからもAFC選手権、W杯と続くので、メンバーに残れるよう、日々のトレーニングに励んでいきたいと思います」
―応援してくれたサポーターに一言お願いします。
「応援ありがとうございました。これからも自分たちのスタイルで“やっていても見ていても楽しいサッカー”ができるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」

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