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[クラブW杯]コリンチャンスに惜敗のアルアハリ監督、「我々が勝つべきだった」

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[12.12 クラブW杯準決勝 アルアハリ0-1コリンチャンス 豊田]

 南米代表をあと一歩のところまで追い詰めた。アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)はコリンチャンス(ブラジル)に0-1の惜敗。惜しくも決勝進出を逃したホッサム・エルバドリー監督は「もちろん悔しい。私の意見としては、我々の方がコリンチャンスよりもいいプレーをしていた。我々が勝つべきだった」と悔やんだ。

 前半はコリンチャンスの勢いに押され、前半30分に先制点を許した。しかし、後半10分にFWモハメド・アブトレイカを投入してからは流れを引き寄せ、何度もコリンチャンスゴールへ迫った。「前半が慎重だったのは間違いない。相手はコリンチャンスという偉大なチーム。プレッシャーがあったのは確かだ。しかし、相手にゴールが生まれてからは試合が動き、慎重さも解け始めた」。そう振り返る指揮官は「アブトレイカが大きな役割を果たしていた。彼を中心にいろんな局面を乗り越えた」と指摘。後半は自分たちのペースで試合を運びながら1点が遠かった。

 決勝進出は果たせなかったが、16日には3位決定戦が待っている。チェルシー(イングランド)対モンテレイ(メキシコ)の敗者と対戦することになるが、エルバドリー監督は「過去ではなく、未来のことを考えないといけない。モンテレイもチェルシーも素晴らしいチームだが、まだ希望がある。少なくとも3位になることを望んでいる」と誓っていた。

(取材・文 西山紘平)

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