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前半苦しむも後半2得点した名古屋が貫録勝ち

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[9.8 天皇杯2回戦 名古屋2-0FC刈谷 福井テクノ]

 第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会の2回戦が8日に各地で行われた。2回戦からJリーグチームが登場。J1の名古屋グランパスは東海社会人リーグ所属のFC刈谷(愛知)と対戦し、2-0で勝利した。3回戦は10月10日。対戦相手は明日9日に行われる岡山対富山の勝者となる。

 前日会見でストイコビッチ監督が「トレーニングの一環」と例えた一戦だったが、前半は刈谷の固い守りを崩し切れなかった。名古屋はFWケネディ、FW玉田圭司を中心にゴールに迫るが、5バック気味に守る刈谷にスペースを消され、攻め手に欠いた。逆にカウンターを食らう場面も目立つなど、チグハグした前半となってしまい、0-0で折り返すこととなった。

 だがさすがに後半は地力の差を見せる。迎えた後半13分、左サイドからのFKを得た名古屋はMF藤本淳吾が蹴り入れるとゴール前でDF増川隆洋とDFが競り合う。ボールはDFの頭に当たりゴールに吸い込まれたかに見えたが、公式記録は増川のゴールとなった。さらに名古屋は後半21分、MF小川佳純が左足で豪快ミドルを放つと、ボールは左サイドネットを揺らし、リードを広げた。

 その後はDF三都主アレサンドロやMF田鍋陵太など、なかなか出場機会のない選手を使いながら試合を終わらせた名古屋。落ち着いた試合運びを見せ、2-0で勝利した。

 試合後、ストイコビッチ監督は「きょうの目的は次のラウンドに進むこと。今後も自信を持って戦っていきたい」と話していた。


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