平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)
[8.1 全国高校総体1回戦 海星1-4國學院久我山 福岡フットボールセンター(天然芝)]

「バルセロナスタイル」「美しく勝つ」を掲げる國學院久我山(東京2)が海星(長崎)に4-1で快勝し、瀬戸内(広島)と対戦する2回戦へ進出した。

　立ち上がりは前に速い海星の前に思うようなリズムの試合ができなかった國學院久我山。だが10分頃からボール支配を高めて攻撃回数を増やすと、連続ゴールで海星を突き放す。まずは9分にMF飯原健斗(2年)のアシストからエースFW富樫佑太(3年)が先制ゴール。さらに16分には右SB鴻巣良真(2年)、20分にもFW松村遼(3年)がゴールを決めて3-0とした。
　
　海星は22分にFW小川健人(3年)のゴールで1点差とし、その後も右MF田中潤哉と左MF中本研太郎(ともに3年)のドリブル突破などサイド攻撃から追撃しようとした。だが、國學院久我山は30分にU-18日本代表候補MF渡辺夏彦主将(3年)のこの日3つめとなるアシストから得点王候補のひとり、富樫がこの日2点目となるゴールを決めて4-1。後半ポゼッションを高めて試合をコントロールした國學院久我山が快勝発進した。

[写真]富樫の2発など國學院久我山(白)が海星を下した
(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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