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[総体]後半ロスタイムに速水が劇的FK弾、中京大中京が米子北に逆転勝ち

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平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)

[8.2 全国高校総体2回戦 米子北1-2中京大中京 福岡フットボールセンター人工芝]

 中京大中京(愛知)が劇的勝利で3回戦に駒を進めた。米子北(鳥取)と対戦し、前半14分に先制を許したが、後半30分に追いつくと、試合終了間際の後半ロスタイムにDF速水聖矢主将(3年)が直接FKを決め、2-1で逆転した。明日3日の3回戦では、昨年度全国高校選手権4強の星稜(石川)と対戦する。

 先制したのは、1回戦で優勝候補の一角である前橋育英を倒してきた米子北だった。前半14分、FW小川暖(3年)のパスからMF定本佳樹(2年)が先制点。2年生ながらチームの10番を背負うMFの今大会初ゴールでリードを奪った。

 前半、わずかシュート2本に抑え込まれた中京大中京だったが、後半に入ると、湘南入り内定のU-18日本代表候補FW宮市剛(3年)が果敢にシュートを放つなど攻勢を強める。なかなか同点に追い付けなかったが、後半30分にDF森岡建斗(3年)のクロスからMF加藤優汰(3年)がヘディングで同点弾。土壇場で試合を振り出しに戻した。

 そのままPK戦突入かと思われた後半ロスタイム、劇的な幕切れが待っていた。直接FKのチャンスにキッカーを務めたのは左SBの速水。左足で狙い澄ましたキックが直接ゴールネットを揺らし、劇的な決勝点が生まれた。後半のシュート数は11本対3本。怒涛の猛攻で逆転に成功した中京大中京が16強入りを果たした。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)


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