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松本は数的優位生かせず…ホームでいまだ勝利なし

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[5.3 J2第12節 松本1-1群馬 松本]

 松本山雅FCザスパクサツ群馬の対戦は1-1で引き分け、両チームともに今季初の連勝を飾ることはできなかった。松本は途中出場のMFパク・カンイルのゴールで追いつき、終盤は数的優位に立ったが、勝ち越しゴールを奪えず、またも今季ホーム初勝利を逃した。

 先制したのはアウェーの群馬。前半30分、MF青木孝太がドリブルでゴール前まで持ち込み、ラストパスを受けたFW平繁龍一がDFを一人かわして左足でゴールネットを揺らした。松本も後半に入ると、反撃を強め、MF岩沼俊介の浮き球のスルーパスに反応したFW船山貴之がGKとの1対1からループシュートを狙うが、ゴール上へ。それでも後半21分、DF川鍋良祐のクロスにパク・カンイルが頭で合わせ、1-1の同点に追いついた。

 後半27分には群馬のDF黄誠秀が警告2枚で退場。数的優位に立った松本はさらに攻勢を強めたが、最後の精度を欠いた。反町康治監督は「後半は相手の足が止まって、スペースができていた。しっかり試合をひっくり返すことができればよかったが、まだまだ力が足りない」と反省。10人相手に崩し切ることができず、1-1の引き分けで勝ち点1を分け合った。

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