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SB安藤の今季3点目が決勝点、京都が2試合ぶり勝利で5位浮上

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[5.3 J2第12節 札幌0-1京都 札幌ド]

 京都サンガF.C.はアウェーでコンサドーレ札幌に1-0で競り勝ち、2試合ぶりの白星を飾った。4戦負けなし(2勝2分)で勝ち点を19に伸ばし、順位も一つ上げて5位。一方の札幌は2連敗を喫し、15位から18位に順位を下げた。

 前半は一進一退の攻防が続いた。札幌は前半15分にゴール正面からMF上里一将が直接FKを狙うが、ゴール右へ。同24分、MF榊翔太がドリブルで中央に切れ込み、シュートを打ったが、これも枠を捉えることはできなかった。

 京都は前半終盤に立て続けに決定機を迎える。前半37分、FW横谷繁のパスにFW久保裕也が抜け出すが、わずかにオフサイド。同41分にはPA内でMF工藤浩平がパスを受け、DFをかわして左足で狙ったが、大きく枠を外してしまった。

 スコアレスで迎えた後半、京都が流れを引き寄せる。後半18分、DFバヤリッツァのパスを受けた工藤がDF松本怜大と体を入れ替え、GKと1対1からシュート。これは惜しくもゴール左に外れたが、同21分についに均衡を破った。FKのチャンスにポイントに立った横谷は直接狙わず、右サイドのDF安藤淳にパス。安藤が中央に切れ込んで左足を振り抜くと、シュートはDFの間をすり抜け、サイドネットに突き刺さった。

 結局、これが決勝点に。SBながら今季3得点目を挙げた安藤は「練習でもやっていたので、イメージどおりに決められた。監督に『SBは点を取れるぞ』と言われているので、僕自身も毎試合、点を狙っていきたい」と貪欲に話していた。

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