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4選手が今季初ゴール!岡山が京都に逆転勝ち!

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[8.21 J2第30節 京都2-4岡山 西京極]

 J2で5位の京都サンガF.C.と10位・ファジアーノ岡山の一戦はDF近藤徹志、FW清水慎太郎、FW石原崇兆、MF島田譲と4選手が今季初ゴールを決めた岡山が4-2で逆転勝ちした。

 雷雨のためキックオフが30分遅れた一戦は前半からスコアが動く。前半12分、京都はMF工藤浩平がPAへ切れ込むと対応した近藤のハンドを誘い、PKを獲得。これをMF横谷繁が右足で中央に決めて先制する。

 だが岡山は18分、島田の右CKをニアサイドの清水が頭で合わせると、近藤がゴールへ押し込んで同点に追いつく。岡山はさらに26分、右サイドからPAへ飛び込んだMF田中奏一がゴールライン際からクロスを上げると、これが目の前の京都DF酒井隆介の右手に当たり、PK獲得。キッカーの清水が右足でゴール左隅へ流し込んで逆転した。

 大宮から加入した清水の移籍後初ゴールで勝ち越した岡山は、前半終了間際の45分にも敵陣中央でのインターセプトから右クロス。これを中央の清水が頭で後方へ流すと、走りこんだ石原が豪快な左足シュートを決めて3-1とした。

 京都は後半21分に、PAの中央で相手DFに倒された安藤淳がPKを獲得。これを交代出場のFW原一樹が右足でゴール左隅へ流し込んで1点差とした。ただ京都は27分に相手のカウンターを阻止しようとしたDFバヤリッツァが2枚目の警告を受けて退場。数的不利を強いられた京都はその後も積極的に攻め続けたが、先に次の1点を奪ったのは岡山だった。37分、岡山は右サイドのスペースを突いた石原が振り向きざまに左足クロス。これをPAでコントロールした島田が右足でJ初ゴールをねじ込んだ。

 3連敗の京都に対し、岡山は2連勝。1得点1アシストと快勝に貢献した石原は「今まで何もチームのために結果を残せていなかった。貢献できて良かった。みんな気持ち入っていて、凄くいい試合ができたと思う。次も勝って3連勝したいです。みんな走れるのんで、前に行けるのは強み。これからどんどん出していきたい」。前節・東京Vに2-0で勝ち、この日は京都に快勝。石原は「チーム全体が凄く自信のあるプレーができた。徐々に上に上がっていきたい」とサポーターに誓っていた。


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