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巻&中島のゴールで東京Vが連勝、昇格プレーオフ圏内まで勝ち点4差

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[9.29 J2第35節 東京V2-1群馬 国立]

 11位東京ヴェルディは東京・国立競技場で20位ザスパクサツ群馬と対戦し、2-1で競り勝った。2連勝で勝ち点を51に伸ばした東京Vは順位を10位に一つ上げ、昇格プレーオフ圏内となる6位千葉との勝ち点差を「4」に縮めた。一方の群馬は4連敗となった。

 前節の千葉戦(1-0)に続き、元日本代表のFW高原直泰とFW巻誠一郎を2トップに起用した東京V。前半17分、左サイドでボールを受けたMF飯尾一慶のクロスに巻がニアサイドへ飛び込み、ダイビングヘッドで右のサイドネットに突き刺した。

 巻の今季2得点目で東京Vが先制。群馬も前半23分にFW平繁龍一、同40分にMF瀬川和樹が決定機を迎える。いずれも決め切れなかったが、後半開始早々の1分、FW青木孝太のパスをゴール正面で受けた平繁が右足でゴールに流し込み、1-1の同点に追いついた。

 勝ち越しゴールを目指す東京Vは後半31分、飯尾のミドルシュートがクロスバーを直撃するなどチャンスをつくる。そして迎えた後半37分、ハーフウェーライン付近でパスを受けたFW中島翔哉が素早い反転からドリブルをスタート。DFを引き連れながら一気に駆け上がり、右斜め45度から右足を振り抜いた。強烈なシュートが左サイドネットに突き刺さり、2-1と勝ち越した。

 途中出場で決勝点を決めた中島は「うれしいというより、(昇格プレーオフ圏内まで)まだ上にいるので、まず追いついて、できるだけ順位を上げていくことがサポーターや支えてくれる人たちが求めていることだと思うので、それを達成したい」と、勝利の余韻に浸ることなく気持ちを切り替えていた。


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