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代表帰りの柿谷が決勝弾、C大阪が湘南に逆転勝ちで4位浮上!!

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[10.19 J1第29節 C大阪2-1湘南 金鳥スタ]

 セレッソ大阪がホームで湘南ベルマーレに2-1で逆転勝ちを飾った。C大阪はリーグ戦3連勝、公式戦4連勝。浦和に敗れた鹿島をかわして4位に浮上した。

 先制点はワンチャンスを生かした湘南に生まれた。前半28分、左サイドに開いたMF高山薫がタイミングよくクロスを入れる。これをゴール前の駆け引きに勝ち、一瞬フリーになったFWステボがヘディングで合わせて、押されていた湘南が先にゲームを動かした。

 だがC大阪も前半41分、左サイドをDF丸橋祐介とMF扇原貴宏で崩すと、扇原はGKとDFの間に絶妙なクロスを通す。これが中央から走り込んだFW杉本健勇にピタリと合い、前半のうちに試合を振り出しに戻した。再三好セーブを見せていたGKアレックス・サンターナの牙城を崩した杉本のゴールは、リーグ戦では5月6日の浦和戦以来、19試合ぶりの今季2ゴール目となった。

 後半も高いポゼッション率を誇るC大阪が試合を優位に進めた。すると後半11分、左CKをニアで杉本が頭でそらす。これでファーでポツンとフリーになっていたFW柿谷曜一朗の頭に合い、C大阪に逆転ゴールが生まれた。

 残り試合は5試合となった。首位横浜FMとの差は「6」。負けられない戦いはこれからも続く。「残り試合、全勝するしかない。全部勝ってタイトルを獲りたい」と杉本が話せば、代表帰りの一戦でさすがの存在感を示した柿谷も「僕はセレッソの一員としていつも通りやっている。残り試合全勝? 僕らはそれしかない」と力強く話した。

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