[3.26 W杯アジア最終予選 ヨルダン2-1日本 アンマン]

　発熱の影響でカナダ戦を回避していたDF今野泰幸(G大阪)がヨルダン戦で先発復帰。CBの左に入り、後方からのビルドアップで安定した力を見せたが、肝心の守備では2失点を喫し、「力不足です。準備したつもりだけど、力が足りなかった。ゲームコントロールをすべきところで、やってはいけないセットプレーから失点した」と悔やんだ。

　2失点目についても反省ばかりが口を突く。

「(酒井)高徳のところでごちゃごちゃになったとき、高徳のカバーに入った。あそこで俺が我慢してバランスを保ちながらスペースを消していたら防げたかもしれない。ポジショニングのミスもあったと思う」

　攻撃に関しては2点を返せるような勢いを見せていただけに、「攻撃陣は悪くない。やはり2失点すると難しい」と言った。G大阪の同僚である遠藤保仁がPKを外したことについては「PKには(失敗は)ありますよ。すごい選手だって外しますから」とかばっていた。

(取材・文　矢内由美子)

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