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[高校選手権]滝川二延長戦で散る!鷲尾ハットで神戸科学技術が2年ぶりV:兵庫

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 第88回全国高校サッカー選手権兵庫県大会決勝が8日、神戸ウイングスタジアムで行われ、今年の全国総体8強の神戸科学技術と昨年度の全国選手権8強の滝川二が激突。延長戦の末、神戸科学技術が4-3で勝ち、2年ぶり2回目の優勝を決めた。

 前半17分、18分にFW鷲尾康介(3年)が連続ゴールを決め、神戸科学技術が2点を先取した試合は後半11分に滝川二MF濱田量也(2年)が追撃ゴール。神戸科学技術はその1分後にMF呉島堂真(3年)のゴールで再び突き放すが、滝川二は29分にセットプレーからFW大村亮平(3年)が1点差とすると、後半終了間際に途中出場のFW渡邊裕記(3年)が起死回生の一撃を決めて同点に追いついた。

 3-3で延長戦にもつれ込んだ熱戦はその後半ロスタイムに決着がついた。神戸科学技術はDF神藤智宏のクロスを鷲尾が左足でたたき込み決勝点。決勝でハットトリックを達成した鷲尾の活躍で強豪対決を制した神戸科学技術が、2回目となる全国切符を勝ち取った。

【兵庫】
[決勝]
神戸科学技術 4-3(延長)滝川二
※神戸科学技術が2年ぶり2回目の全国選手権出場

[神戸科学技術の勝ち上がり]
3○0 星陵
1○0 小野
3○2 三田学園
4○3(延長)滝川二

(文 吉田太郎)

特設:高校サッカー選手権2009

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