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[高校選手権]初出場初優勝!!山梨学院大付全選手コメント

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[1.11 全国高校選手権決勝 山梨学院大付1-0青森山田 国立]

 第88回全国高校サッカー選手権決勝が11日、東京・国立競技場で行われ、山梨学院大付(山梨)と青森山田(青森)が激突。前半11分にU-18日本代表候補MF碓井鉄平主将(3年)が挙げた1点を守った山梨学院が、86年度の東海大一(現東海大翔洋、静岡県)以来となる初出場初優勝、そして山梨県勢初優勝を果たした。
以下、山梨学院の出場全選手コメント

●GK松田ラン(3年)
「試合前から立ち上がりを気を付けていた。国立の雰囲気にのまれないようにして、ここまで来たら楽しもうと。(CKからのピンチの場面は)全然ボールは見えてなかった。股の間から出てきて。体が反射で動いた」

●DF井上拓臣(3年)
「引いた方が負けると思って最初から思い切りいった。(負傷退場して)悔しくて涙がでていた。でもみんなが絶対やってくれると。『勝つ』とひとりひとり、みんなが言ってくれていた。信じていました。このまま負けていたら悔いが残る。だから勝てて本当によかった。最後に笑って終わることができた。山梨学院を誇りに思います」

●DF関篤志(2年)
「1人1人が身体を張って自分がミスしてもカバーしてくれた。1本後ろにミスしてしまったので、全部勝てるようにしなければならない。(強さ・高さは)自分のストロングポイントなんで今後は負けないようにしたい」

●DF中田寛人(3年)
「最初は選手権に出ることが目標だったけど、一戦一戦集中して、一戦一戦やっていくことで、ここまで来れたと思う。気持ち的に楽しもうと話していた。勝っても負けてもこれが最後。みんなで楽しもうと。その結果、自分たちのパスサッカーができたと思う」

●DF藤巻謙(3年)
「後半は押される場面もあったけど、最後まで集中力が切れなかったと思う。初めての国立で初優勝できてうれしい。自分たちだけでなく、山梨県の人も喜んでくれていると思うし、帰ってもみんなと喜びを分かち合いたい」

●MF宮本龍(2年)
「自分がずっと相手の10番(柴崎岳)を見て、鉄くん(碓井鉄平)が7番(椎名伸志)を見た。そんないいプレーをしたわけじゃないし、いつも満足はしません。地味にプレーをしているので。周りの人のおかげです」

●MF碓井鉄平主将(3年)
「初戦を逆転勝ちして勢いに乗った。戦うことに力を付けているなと感じていたし、最高の大会でした。自分たちが優勝して、来年はプレッシャーがかかると思うけど、いい選手がそろっているし、2連覇できるように頑張ってほしい」

●MF平塚拓真(3年)
「ピッチの中の人間だけでなく、応援てくれる人もしっかり応援してくれて自分のパワーになった。本当にうれしい。DFがすごくはじいてくれた。彼らのおかげで無失点で勝つことができたと思う」

●MF鈴木峻太(3年)
「吉永コーチも切り替えの早さが大事と言っていたし、それがあるからここまで来れたと思う。僕らみたいに背が小さくてそんなに技術もないチームはそれをしないと絶対に上に行けない。疲れるけど、もっとずっと国立でプレーしていたいなと思った。試合で泣いたのは小6(小学6年生)以来。全少(全日本少年サッカー大会)の準決勝で負けて以来。勝って泣いたのは初めてです」

●FW伊東拓弥(3年)
「ペース配分は考えなかった。最初は飛ばし過ぎかなとも思ったけど(笑)。これまでの試合でもFW陣がシュートを外しているシーンが多かったし、DF陣が本当に頑張ってくれて、FWとしては助かりました」

●FW佐野敬祐(3年)
「素直にうれしい。うれしいの一言です。あとはいろいろな人に感謝したい。(碓井)テツに助けられた。練習中も厳しいことを言ってくれたし、アイツの存在は大きかった。感謝しています」

●DF渡辺圭祐(3年)
「(緊急出場で)全然準備をしていなかった。自分の特徴は身体を張ること。それを最後までやろうと思った。(優勝は)自分の人生にとってかなりでかい。生きていてよかった」

●FW加部未蘭(2年)
「点取るよりもチームに貢献すること。少しでもチームを助けたいと思った。(相手の攻撃を)跳ね返すことしかできなかったけど、勝てたから少しは貢献できたかなと。(来年は)勝つしかないです」

●FW羽東史樹(3年)
「(試合終了間際からの出場)優勝目前だったので、しっかりゲームを終わらせようと思った。自分が一番動けるので、みんなのために動こうと。国立に立つことが夢で3年間このためにやってきた。(優勝決定時は)かけがえのない瞬間でした」

(取材・文 吉田太郎、西山紘平)

特設:高校サッカー選手権2009

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