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[高校MOM194]清水商DF大道桂三(2年)_名門の新DFリーダー

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.31 静岡県高校新人大会中部地区3位決定戦 清水商 2-1 常葉橘 藤枝明誠G]

 後半、2-1と1点差に詰め寄られた清水商。中央、サイドから何とか同点に追いつこうとする常葉橘に再三ゴール手前まで攻め込まれた。だが、「(押し込まれても)ボクと新井(一耀)のところで止めれば問題と思っていた」と振り返るCB大道桂三(2年)は確実に相手の攻撃を食い止め、1点のリードを守りきった。

 昨夏、7年ぶりに出場した全国総体では中盤でU-18MF風間宏希(3年)のサポート役を務めていたが、現在は最終ラインの中央に入り守備に厚みを与えている。この日は「チームの内容はよくなかった。でも集中していた」守りで相手の攻撃を封殺。プリンスリーグ東海1部でも対戦する相手からしっかりと白星を勝ち取った。

 「今年は昨年出ていたメンバーが多い。(全国で勝ち上がる自信は)あります」と語る大道。「(きょう不在だった風間)宏矢が点とって、僕たちが守る」。堅守の清水商の新しいDFリーダーは力をこめた。

<写真>粘り強く相手の攻撃を食い止めた清水商DF大道(左)
(取材・文 吉田太郎)

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