beacon

[高校MOM233]大宮ユースDF木村圭佑(3年)_185cmのリーダー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.2 JFAプリンスリーグ関東2部第5節 大宮ユース 1-0 成立学園高 埼玉スタジアム第2G]

 前評判の高かった成立学園高に1点も与えなかった。大宮アルディージャユース(埼玉)の185cmCB木村圭佑主将は最終ラインの中央でコンビを組む石川大暁らとともに相手を危険なスペースへと入り込ませず。前線へ送られてくるボールを確実に跳ね返すと1対1、空中戦でも強さを発揮し、無失点で首位決戦を制す立役者となった。

 「空中戦と相手の動きの予測は得意」と話す背番号8のCBは「自分はセンターバックなので失点しないこと。コーチングで前を動かして失点しないことを心がけた。(無失点は)とてもよかった。相手はつないだりや蹴ったりいろいろあったけど、ほとんどチャンスを作らせなかったと思う。ディフェンスに関しては全員でできたし、その点はよかった」と役割を果たしての勝利に満足げだった。

 中学まではボランチでその高さを買われて高校からCBへ転向した木村主将だが、指揮を執る横山雄次監督も「一番上の年代になってDFリーダーという自覚が出てだいぶ声も出るようになった。味方動かすこともできてきている」とCBコンビを評価する。着実に逞しさを増している木村主将は、「CBは楽しい。ビルドアップのパスだったり、前につけられた時の寄せの速さを向上させること」を課題にCBとしてトップチーム昇格を目指していく。

(取材・文 吉田太郎)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
特設:プリンスリーグ関東
[高校サッカー]

TOP