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[天皇杯]フランサ&李!柏が逆転で33大会ぶり決勝進出

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[12.29 天皇杯準決勝 F東京1-2柏 エコパ]

 柏レイソルが鮮やかな逆転勝利で、前身の日立製作所時代の75年度大会に優勝して以来、33大会ぶりとなる決勝進出を決めた。前半31分、FC東京のMF鈴木達也が豪快なミドルシュートで先制点。しかし柏は途中出場のFWフランサ、FW李忠成がそれぞれゴールを決め、逆転した。後半23分、左クロスをMFアレックスが頭で落とすと、フランサがシュートフェイントからゴール前に切れ込み、右足でGKの股間を抜く技ありゴールで同点。さらに後半43分、李が勝ち越しゴールを奪った。

 今季限りでの退任が決まっている石崎信弘監督は「危ない時間もあったけど、DF陣がよく体を張って守ってくれた。交代したフランサ、李という2人が点を取ってくれて、チーム一丸となって勝ち取った勝利だと思う」と喜んだ。石崎監督を国立で胴上げし、勇退する指揮官の花道を飾ろうとクラブが一体となっている。元日の決勝に向け指揮官は「私自身初めてですので、これからチーム全員と喜びを分かち合いながら、最後勝てるようにしっかり調整していきたい」と決意を語った。

(文 西山紘平)

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