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こちら岡ちゃんは年間15ゴール

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10月の対戦時に3得点を挙げた香港が相手とあって岡崎慎司(清水)には固め打ちの期待も高かった。だが、前半から多くのシュートチャンスにめぐりあったが決められず、ゴールお預けというムードが漂っていた後半ロスタイム。岡崎劇場が満を持して幕を開けた。

途中出場の佐藤寿人(広島)と抜け出してペナルティーエリア内で倒され、PK奪取。本来ならPKキッカーは中村俊輔(エスパニョール)だが、中村は快く岡崎にボールを渡した。これを岡崎が左側に決め、トドメの4点目だ。

だが、岡崎はどこまでも謙虚。「年間15点というのは自分のレベルアップにはつながったが、価値あるゴールはウズベキスタン戦の1点くらい。オランダやオーストラリアから点が取れていないので、格段にアップしているわけではない。コツコツやっていくのが「自分の身上。本大会でゴールを決める選手になりたい」と、来年6月に向けてさらなる飛躍を誓っていた。

<写真>FW岡崎慎司は後半ロスタイムに自ら獲得したPKを決め、09年15得点目をマークした

(取材・文・矢内由美子)

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