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日本vs中国 選手採点

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[2.6 東アジア選手権 日本0-0中国 味スタ]
 日本代表は6日、東アジア選手権の初戦で中国と対戦し、0-0で引き分けた。2日のベネズエラ戦に続く2試合連続のスコアレスドロー。試合後はスタンドからブーイングも起こるなど格下相手に点が取れないふがいない内容で、W杯に向けて不安ばかりが募ってきた。
以下、選手採点

GK
1 楢崎正剛(名古屋)
7.0 相手のフィジカルを押し出した攻撃にも冷静に対処。後半37分にはPKを止めるビッグセーブ。絶体絶命のピンチを守り、2試合連続の無失点に抑えた。

DF
6 内田篤人(鹿島)
6.0 前半は押し込まれる時間が長く、なかなか深い位置まで上がれなかったが、後半は徐々に盛り返した。後半9分にはポスト直撃のシュート。アーリークロスでもチャンスをつくった。

22 中澤佑二(横浜FM)
6.0 長身FWにも厳しく競り合い、自由にさせなかった。最終ラインがばたつく時間もあったが、果敢なインターセプトからのオーバーラップなどチームを鼓舞した。

4 田中マルクス闘莉王(名古屋)
5.5 最終ラインで体を張ったが、集中を欠いたような不用意なプレーでピンチを招く場面も。フィードの精度は改善された。最後の攻撃参加も不発。

5 長友佑都(F東京)
6.0 上下動を繰り返し、敵陣の深い位置までオーバーラップしチャンスに絡んだ。裏を取られる場面もあったが、攻撃でチャンスメイク。サイドバックとしては及第点のプレー。

MF
8 稲本潤一(川崎F)
5.0 中盤で体を張ったが、ファウルで止めるシーンも多く、守備に追われる展開に。特に前半は攻撃参加が少なく、前線への効果的なフィードも後半9分の内田へのパスぐらい。

7 遠藤保仁(G大阪)
5.5 ショートパスやサイドチェンジなど長短のパスで攻撃を組み立てたが、決定機を演出できず。守備で軽さもあった。

14 中村憲剛(川崎F)
5.0 中盤を自由に動いてボールを呼び込んだ。前線に飛び出す動きでチャンスを演出したが、得点にはつながらず。後半は運動量が落ちた。

26 金崎夢生(名古屋)
 後半40分から出場。出場時間が短いため採点なし。

FW
16 大久保嘉人(神戸)
4.5 サイドで起点になりながら中央にも顔を出し、豊富な運動量を見せた。ボールに絡む回数は多かったが、決定機をつくれず。後半には2度の決定機でシュートミス。

9 岡崎慎司(清水)
5.0 3トップの中央で先発。ポストプレーで体を張ったが、ミスも目立ち、起点になり切れなかった。シュートチャンスも枠に飛ばず。泥臭い気迫のプレーは見せていたが。

11 玉田圭司(名古屋)
5.5 サイドに張ってボールを受け、長友と連動して左サイドからチャンスをつくるもゴール前で絡む回数が少なかった。FWとしてはゴールへの姿勢が物足りなかった。

20 平山相太(F東京)
5.5 後半17分から出場。高さを生かしたプレーもあったが、流れを変えるまでには至らず。決定的な仕事はできなかった。

13 佐藤寿人(広島)
 後半40分から出場。出場時間が短いため採点なし。

(取材・文 西山紘平)

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