beacon

絶好機にシュートはDFを直撃、大久保「たまたまDFに当たった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.6 東アジア選手権 日本0-0中国 味スタ]

 最大の絶好機は後半39分に訪れた。DF内田篤人の右クロスをFW平山相太が頭で落とす。ゴール前でフリーで待っていたのはFW大久保嘉人。しかし、渾身のボレーシュートは目の前にいたDFに直撃した。

 「たまたまDFに当たった。俺も決まったと思ったよ」。そう悔やんだ大久保だが、あまりにも決定力が低すぎる。前半13分にも内田の右クロスのこぼれ球からシュートチャンスがあったが、シュートはゴールのはるか上へ。後半1分、DF長友佑都の左クロスにフリーで合わせたヘディングシュートはGKの正面だった。

 「相手が中を固めてきているのに、サイドを上手く変えられてない。2つぐらい遅いから、もうゴール前にDFが戻っていて、崩せてない。俺は裏を狙っているけど、そういうのも出てこない」。不満を隠さなかった大久保だが、チャンス自体はあった。チームとして攻撃の形をつくっていかなければならないのは確かだが、決定機を決め切る精度がなければ、いくらチャンスがあってもゴールは生まれない。

<写真>日本代表FW大久保
(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
東アジア選手権特設ページ

TOP