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2戦連続不発の岡崎、ブーイングに「燃えるタイプ」

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[2.6 東アジア選手権 日本0-0中国 味スタ]

 ブーイングを力に変える。試合後、ピッチサイドでインタビューを受けたFW岡崎慎司(清水)の声はブーイングでほとんど聞き取れなかった。代表戦では初めて受けたというブーイングに「現状を受け止めないといけない」とうなだれた。

 「気持ちを入れて今年やっていて、点が取れていないのはもどかしい。パスのミスもあったし、シュートの感覚とかまだまだ上手くいってない。悲観することではないけど、FWとして受け止めないといけないところはある」。エースとしてのプレッシャーもある。昨年は16試合で15得点。3トップの中央という最もゴールを求められるポジションで先発しながら、2試合連続無得点という結果に責任を感じていた。

 「ブーイングを受ける覚悟もしているし、そういうのを乗り越えれば成長できると思う。ショックとかはないし、さらに燃えるタイプだから」。ブーイングをバネに這い上がる。W杯まで4ヵ月。岡崎の復活が待たれている。

<写真>日本代表FW岡崎
(取材・文 西山紘平)

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